fmod、fmodf
浮動小数点の剰余を計算します。
double fmod(
double x,
double y
);
float fmod(
float x,
float y
); // C++ only
long double fmod(
long double x,
long double y
); // C++ only
float fmodf(
float x,
float y
);
パラメーター
- x, y
浮動小数点値。
戻り値
fmod は、x / y の浮動小数点の剰余を返します。 y の値が 0.0 の場合、fmod は簡易な NaN を返します。 printf ファミリによるクワイエット型非数の表現の詳細については、「printf」を参照してください。
解説
fmod 関数は、x / y の浮動小数点の残余 f を計算します。残余は、x = i * y + f と表され、ここで i は整数、f は x と同じ符号を持ち、f の絶対値は y の絶対値未満です。
C++ ではオーバーロードが可能であるため、fmod のオーバーロードを呼び出すことができます。 C プログラムでは、fmod .は 2 個の double を受け取り、常に Double を返します。
必要条件
関数 |
必須ヘッダー |
---|---|
fmod, fmodf |
<math.h> |
互換性の詳細については、「C ランタイム ライブラリ」の「互換性」を参照してください。
使用例
// crt_fmod.c
// This program displays a floating-point remainder.
#include <math.h>
#include <stdio.h>
int main( void )
{
double w = -10.0, x = 3.0, z;
z = fmod( w, x );
printf( "The remainder of %.2f / %.2f is %f\n", w, x, z );
}