方法: コードのセクションを折りたたんで非表示にする (Visual Basic)

#Region ディレクティブを使用すると、Visual Basic ファイルのコードをセクションごとに折りたたんで非表示にできます。 #Region ディレクティブを使用すると、Visual Studio コード エディターを使用するときに展開したり折りたたんだりできるコードのブロックを指定できます。 コードを選択して非表示にすると、管理しやすく読みやすいファイルになります。 詳細については、「アウトライン」を参照してください。

#Region ディレクティブは、#If...#End If などのコード ブロック セマンティクスをサポートします。 これらは、あるブロックで始まって他のブロックで終わることはできません。始まりと終わりが同じブロック内にあることが必要です。 #Region ディレクティブは関数内ではサポートされません。

コードのセクションを折りたたんで非表示にするには

  • 次の例のように、コードのセクションを #Region ステートメントと #End Region ステートメントの間に配置します。

    #Region "This is the code to be collapsed" 
        Private components As System.ComponentModel.Container
        Dim WithEvents Form1 As System.Windows.Forms.Form
    
        Private Sub InitializeComponent()
            components = New System.ComponentModel.Container
            Me.Text = "Form1" 
        End Sub
    #End Region
    

    1 つのコード ファイルで複数の #Region ブロックを使用できます。したがって、プロシージャやクラスのブロックを各ユーザーが独自に定義でき、それらを折りたたむことができます。 #Region ブロックを他の #Region ブロック内に入れ子にすることもできます。

    注意

    非表示にしたコードもコンパイルの対象となり、#If...#End If ステートメントにも影響しません。

参照

関連項目

#Region ディレクティブ

#If...Then...#Else ディレクティブ

その他の技術情報

Visual Basic での条件付きコンパイル

アウトライン