方法 : 挿入されたコードをデバッグする
注意
実際に画面に表示されるダイアログ ボックスとメニュー コマンドは、アクティブな設定またはエディションによっては、ヘルプの説明と異なる場合があります。設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。詳細については、「Visual Studio での開発設定のカスタマイズ」を参照してください。
属性を使用すると、C++ でのプログラミングが簡単になります。 詳細については、「属性付きプログラミングの概念」を参照してください。 一部の属性は、コンパイラによって直接解釈されます。 プログラム ソースにコードを挿入するタイプの属性もあります。この場合、コンパイラは、コードが挿入されてからプログラム ソースをコンパイルします。 このようにコードが挿入されることにより、実際に記述するコードの量が減り、プログラミングがいっそう簡単になります。 しかし、挿入されたコードの実行中に、バグが発生してアプリケーションが正しく動作しなくなる場合があります。 このような場合は、挿入されたコードを確認する必要があります。 Visual Studio では、次の 2 つの方法で、挿入されたコードを参照できます。
挿入されたコードを [逆アセンブリ] ウィンドウに表示します。
/Fx を使用して、元のコードと挿入されたコードをマージしたソース ファイルを作成します。
[逆アセンブリ] ウィンドウには、ソース コードと、属性によって挿入されたコードに対応するアセンブリ言語命令が表示されます。 また、[逆アセンブリ] ウィンドウには、ソース コードの注釈を表示することもできます。
ソースの注釈を表示するには
[逆アセンブリ] ウィンドウを右クリックし、ショートカット メニューの [ソース コードの表示] をクリックします。
ソース ウィンドウ内の属性の位置がわかっている場合は、ショートカット メニューを使用して、その属性が挿入したコードを [逆アセンブリ] ウィンドウに表示できます。
挿入されたコードを表示するには
デバッガーは中断モードである必要があります。
ソース コード ウィンドウで、挿入されたコードを表示する対象の属性の直前にカーソルを置きます。
右クリックし、ショートカット メニューの [逆アセンブリを表示] をクリックします。
属性の位置が現在の実行ポイントに近い場合は、[デバッグ] メニューの [逆アセンブリ] ウィンドウをクリックできます。
現在の実行ポイントにあるコードを表示するには
デバッガーは中断モードである必要があります。
[デバッグ] メニューの [ウィンドウ] をポイントし、[逆アセンブリ] をクリックします。