[サービス] ページ

IIS マネージャーでは、[機能ビュー] モードの [AppFabric] セクションにある [サービス] アイコンをダブルクリックすると、[サービス] ページが表示されます。[サービス ページ] では、IIS 階層のサーバー、サイト、およびアプリケーション レベルから Windows プロセス アクティブ化サービス (WAS) でホストされる WCF および WF サービスを表示および構成できます。[サービス] ページ内では、構成ベースのサービスとファイル ベースのサービスの両方を列挙することができます。タグなしサービスの構成もサポートされます。

サービス ページ

サービスのオプション

フィールド

説明

フィルター:

フィルターの値を入力し、[実行] の横にある矢印をクリックしてフィルターを適用する列を選択し、[実行] をクリックします。これにより、現在表示されているサービスがフィルター条件に基づいて絞り込まれます。使用しない場合、すべてのサービスが表示されます。

すべて表示

構成済みのフィルターを削除して、スコープのすべてのサービスを表示します。

グループ化:

下向き矢印をクリックして、条件のいずれかを選択すると、サービスがグループ化されます。

  • [グループ化なし] - サービスはどのような条件でもグループ化されません。

  • [サービス名] - 名前別にサービスがグループ化されます。

  • [サイト名] - 同じサイト名を持つサービスがグループ化されます。

  • [アプリケーション名] - 同じアプリケーション名を持つサービスがグループ化されます。

  • [サービスの仮想パス] - サービスの仮想パスごとにサービスがグループ化されます。

  • [アプリケーション プール] - 実行されるアプリケーション プールごとにサービスがグループ化されます。

  • [マネージ ランタイム バージョン] - サービスの .NET ランタイム バージョンごとにサービスがグループ化されます。

サービス列

これらの列では、列挙されたサービスの共通の属性を識別します。

[サービス名]

サービスの名前。

[サイト名]

このサービスを含んでいるサイトの名前。

[アプリケーション名]

このサービスを含んでいるアプリケーションの名前。

[サービスの仮想パス]

サービスの仮想パス。

[アプリケーション プール]

このサービスを実行するアプリケーション プールの名前。

[マネージ ランタイム バージョン]

サービスの .NET ランタイム バージョン。

[詳細] ウィンドウ

[詳細] ウィンドウは、[サービス] ページの下部にあります。ここには、特定のサービスの構成情報と WCF の監視統計情報を表示する、以下の値/ペアがあります。これらのプロパティに関連付けられた構成値が空の文字列 (“ “) である場合や、構成ファイルに含まれていない場合は、空の文字列が表示されます。

[概要] タブ

[概要] タブには、選択したサービスの主要構成情報が表示されます。

[サービスの仮想パス]

サービスの完全な仮想パスです。

[サービス名]

サービスの種類。

[サイト名]

サービスを展開する Web サイト。

[アプリケーション名]

このサービスを含んでいるアプリケーションの名前。

[アプリケーションの仮想パス]

サービスを含む仮想パス。

[サービス ビヘイビアー名]

サービス ビヘイビアーの名前。

[監視状態]

監視が有効かどうかと監視のレベルを表示します。

[WF 追跡プロファイル]

構成済みの追跡プロファイルを表示します。

[永続化]

使用されている永続化プロバイダーを表示します。

[自動開始]

自動開始が有効なっているか、無効になっているかを表示します。

[監視統計情報] タブ

[監視統計情報] タブには、選択したサービスの監視情報が表示されます。

[WCF 統計情報 (過去 24 時間)] セクション - [監視統計情報] タブの [概要] セクションには、選択したサービスの WCF 呼び出しの統計が表示されます。

[受信した呼び出し]

IIS 階層のこのスコープで過去 24 時間に受信した WCF 呼び出しの数。

[完了した呼び出し]

IIS 階層のこのスコープで過去 24 時間に完了した WCF 呼び出しの数。

[例外 (エラーが発生した呼び出し)]

IIS 階層のこのスコープで過去 24 時間にエラーが発生した WCF 呼び出しの数。

[例外 (失敗した呼び出し)]

IIS 階層のこのスコープで過去 24 時間に失敗した WCF 呼び出しの数。

[操作] ウィンドウ

[操作] ウィンドウは、[サービス] ページの右側にあります。ここには、エンドポイントが表示されていたり、[AppFabric ダッシュボード] ページのいずれかの子ページからの監視データの一部など、サービスに関連する機能へのリンクがあります。

[最新の情報に更新]

[最新の情報に更新] をクリックすると、ページ上のメトリック値が更新されます。

[AppFabric ダッシュボード]

[AppFabric ダッシュボード] をクリックすると、[接続] ウィンドウで選択したスコープの [Windows Server AppFabric ダッシュボード] ページに戻ります。

[構成]

[構成] をクリックすると、サービスを構成するためのサービスの構成ダイアログ ボックスが表示されます。

[エンドポイントの表示]

[エンドポイントの表示] をクリックすると、このスコープのすべてのサービスのエンドポイントを示す [エンドポイント] ページが表示されます。

[永続的な WF インスタンスの表示]

[永続的な WF インスタンスの表示] をクリックすると、永続化されている選択したサービスのワークフロー インスタンスを示す [永続的な WF インスタンス] ページが表示されます。

[追跡対象 WF インスタンスの表示]

[追跡対象 WF インスタンスの表示] をクリックすると、選択したサービスの追跡対象サービス インスタンスを示す [追跡対象 WF インスタンス] ページが表示されます。

[追跡対象イベントの表示]

[追跡対象イベントの表示] をクリックすると、選択したサービスの追跡対象 WCF イベントを示す [追跡対象イベント] ページが表示されます。

  2011-12-05