AppFabric コマンドレットを使用してエンドポイントのデータを表示する

  • [アーティクル]

このトピックでは、Microsoft AppFabric 1.1 for Windows Server コマンドレットを使用してエンドポイントに関する情報を表示する方法について説明します。

ヒント

AppFabric のコマンドレットを手動で実行するには、AppFabric 用の Windows PowerShell コンソールを開き、コマンドレットを入力して Enter キーを押します。コマンドレットの実行に関する詳細については、「AppFabric コマンドレットの実行」を参照してください。このドキュメントの構文ステートメントで使用されるクラスや一般的なパラメーターに関する情報については、「AppFabric 用 Windows PowerShell リファレンス」を参照してください。

サービスのエンドポイントを取得するには

AppFabric 用 Windows PowerShell コンソールで、Get-ASAppServiceEndpoint コマンドレットを実行し、指定したスコープで利用可能なサービスによって公開されるエンドポイントに関する情報を表示します。

Get-ASAppServiceEndpoint コマンドレットの構文オプションは次のとおりです。

構文 1

Get-ASAppServiceEndpoint [-SiteName <String>] [-VirtualPath <String>]

構文 2

Get-ASAppServiceEndpoint [-Uri <String>]

構文 3

Get-ASAppServiceEndpoint [-ServiceObject <ServiceInfo>]
パラメーター 説明

-SiteName (省略可能)

サイトの名前を指定します。指定した場合、-Uri または –ServiceObject はいずれも指定することができません。このパラメーターを使用すると、指定したサイトのサービスのエンドポイントが返されます。

Get-ASAppServiceEndpoint -SiteName "Default Web Site" -VirtualPath "/MyWFService/Service1.xamlx"

-VirtualPath (省略可能)

サービスまたはアプリケーションへの仮想パスを指定します。たとえば、/MyDir1/MyApp1/POService.svc のように指定します。–Uri または –ServiceObject を指定しない場合に、-SiteName と共に使用する省略可能なパラメーターです。

-Uri (省略可能)

サイト、アプリケーション、またはサービスへの URI を指定します。指定した場合、–SiteName、-VirtualPath、または –ServiceObject はいずれも指定することができません。このパラメーターを使用すると、指定した URI スコープに含まれるサービスのエンドポイントが返されます。

Get-ASAppServiceEndpoint -Uri "https://localhost/MyWFService/Service1.xamlx"

-ServiceObject (省略可能)

情報を返すサービス インスタンスを判別するために使用する ServiceObject オブジェクトを指定します。指定した場合、–SiteName、-VirtualPath、または –Uri はいずれも指定することができません。詳細については、「AppFabric 用 Windows PowerShell リファレンス」を参照してください。このパラメーターは主にパイプ シナリオで使用されます。

Get-ASAppService -SiteName "Default Web Site" | Get-ASAppServiceEndpoint

このコマンドレットの詳細については、「Get-ASAppServiceEndpoint」を参照してください。

サービスのエンドポイント トランスポート クォータ データを取得するには

AppFabric Windows PowerShell コンソールで、Get-ASAppServiceEndpointTransportQuota コマンドレットを実行し、指定したサービスのエンドポイント トランスポート クォータ構成を表示します。

Get-ASAppServiceEndpointTransportQuota コマンドレットの構文オプションは次のとおりです。

構文 1

Get-ASAppServiceEndpointTransportQuota -SiteName <string> -VirtualPath <string> -Address <string> -Binding <string> –Contract <string>

構文 2

Get-ASAppServiceEndpointTransportQuota -Uri <string> -Address <string> -Binding <string> –Contract <string>

構文 3

Get-ASAppServiceEndpointTransportQuota -ServiceObject <ServiceInfo> -Address <string> -Binding <string> –Contract <string>
パラメーター 説明

-Address、-Binding、および -Contract

ServiceEndpointObject パラメーターが指定されていない場合に指定します。

-SiteName (省略可能)

サイトの名前を指定します。指定した場合、-Uri または –ServiceObject はいずれも指定することができません。このパラメーターを使用すると、サイト内のサービスのエンドポイントのみが返されます。

-VirtualPath (省略可能)

サービスまたはアプリケーションへの仮想パスを指定します。たとえば、/MyDir1/MyApp1/POService.svc のように指定します。–Uri または –ServiceObject を指定しない場合に、-SiteName と共に使用する省略可能なパラメーターです。

-Uri (省略可能)

サイト、アプリケーション、またはサービスへの URI を指定します。指定した場合、–SiteName、-VirtualPath、または –ServiceObject はいずれも指定することができません。

-ServiceObject (省略可能)

情報を返すサービス インスタンスを判別するために使用する ServiceObject オブジェクトを指定します。指定した場合、–SiteName、-VirtualPath、または –Uri はいずれも指定することができません。詳細については、「AppFabric 用 Windows PowerShell リファレンス」を参照してください。

このコマンドレットの詳細については、「Get-ASAppServiceEndpointTransportQuota」を参照してください。

サービスのエンドポイント認証データを取得するには

AppFabric 用 Windows PowerShell コンソールで、Get-ASAppServiceEndpointAuthentication コマンドレットを実行し、そのバインディングが使用されるエンドポイントの現在の設定認証プロパティを返します。

Get-ASAppServiceEndpointAuthentication コマンドレットの構文オプションは次のとおりです。

構文 1

   Get-ASAppServiceEndpointAuthentication [-SiteName] <String> [-VirtualPath] <String> [[-Address] <String>] [-Binding
   ] <String> [-Contract] <String> [<CommonParameters>]

構文 2

   Get-ASAppServiceEndpointAuthentication [-Uri] <Uri> [[-Address] <String>] [-Binding] <String> [-Contract] <String>
   [<CommonParameters>]

構文 3

   Get-ASAppServiceEndpointAuthentication [[-Address] <String>] [-Binding] <String> [-Contract] <String> -ServiceObjec
   t <ServiceInfo> [<CommonParameters>]
パラメーター 説明

-SiteName (省略可能)

サイトの名前を指定します。指定した場合、-Uri または –ServiceObject はいずれも指定することができません。

-VirtualPath (省略可能)

サービスまたはアプリケーションへの仮想パスを指定します。たとえば、/MyDir1/MyApp1/POService.svc のように指定します。–Uri または –ServiceObject を指定しない場合に、-SiteName と共に使用する省略可能なパラメーターです。

-Uri (省略可能)

サイト、アプリケーション、またはサービスへの URI を指定します。指定した場合、–SiteName、-VirtualPath、または –ServiceObject はいずれも指定することができません。このパラメーターを使用すると、この URI 下のサービス インスタンスのみが返されます。

-ServiceObject (省略可能)

情報を返すサービス インスタンスを判別するために使用する ServiceObject オブジェクトを指定します。指定した場合、–SiteName、-VirtualPath、または –Uri はいずれも指定することができません。詳細については、「AppFabric 用 Windows PowerShell リファレンス」を参照してください。

このコマンドレットの詳細については、「Get-ASAppServiceEndpointAuthentication」を参照してください。

  2012-03-05