IIS マネージャーを使用してサービス証明書を構成する

Microsoft AppFabric 1.1 for Windows Server によって追加された IIS マネージャーの拡張機能を使用して、サーバー、サイト、アプリケーション、仮想ディレクトリ、およびサービスのスコープに既定の証明書を構成することができます。サービス証明書の設定を変更すると、IIS マネージャーは内部で Get-ASAppServiceCertificate および Set-ASAppServiceCertificate コマンドレットを呼び出し、適切な構成ファイルの <serviceCertificate> 要素の値をそれぞれ取得して設定します。

IIS マネージャーを使用したサービスのサービス証明書の構成

  1. 接続ウィンドウのツリー ビューで、サーバー、サイト、またはアプリケーションを選択して、サービスが存在するスコープを確立します。

  2. サーバー、サイト、アプリケーション、または仮想ディレクトリを右クリックします。[WCF サービスと WF サービスの管理] を選択し、ショートカット メニューで [構成] をクリックします。または、操作ウィンドウの [WCF サービスと WF サービスの管理] セクションで [構成] をクリックして、[ [サーバー|サイト|アプリケーション|ディレクトリ] の WCF と WF の構成] ダイアログ ボックスを表示します。サービスのスコープの場合は、[サービス一覧] ページ上でサービスを右クリックして、ショートカット メニューで [構成] をクリックします。または、操作ウィンドウで [構成] をクリックして、[サービスの構成] ダイアログ ボックスを表示します。

  3. [セキュリティ] タブをクリックして、[証明書を使用する] チェック ボックスを選択し、[証明書] 入力フレームを有効にします。

  4. [ストアの場所] および [ストア名] を選択して、それぞれのドロップダウン リスト ボックスから証明書ストアの保存場所と名前を選択します。

  5. 証明書は、次の 2 つの方法のいずれかで選択できます。

    • [参照] をクリックして、ドロップダウン リスト ボックスから特定の証明書ストアを選択することにより、証明書を参照できます。ドロップダウン リスト ボックスに、選択した特定の証明機関のストアにある証明書が表示されます。詳細を表示したい証明書を選択します。

    • [クエリ] をクリックして、[証明書の検索条件] ドロップダウン リスト ボックスで検索条件を選択することにより、証明書を検索できます。条件を選択したあと、[値の検索] ボックスに値を入力し、[実行] をクリックして検索処理を開始します。[証明書] ダイアログ ボックスに、検索条件に一致するすべての証明書が表示されます。詳細を表示したい証明書を選択します。

  6. 証明書の設定を適用するだけの場合は [適用] をクリックします。設定を適用してダイアログ ボックスを閉じる場合は [OK] をクリックします。

  2012-03-05