仮想ネットワーク構成ファイルでの DNS 設定の指定

重要

クラシック Virtual Networkは新規顧客向けに非推奨となり、すべての顧客に対して 2024 年 8 月 31 日に廃止されます。 新しいデプロイでは、新しい Azure Resource Manager ベースのデプロイ モデル Azure Resource Manager ベースのVirtual Networkを使用する必要があります

ネットワーク構成ファイルには、DnsServersDnsServerRef というドメイン ネーム システム (DNS) 設定の指定に使用できる要素が 2 つあります。 DNS サーバーのリストを追加するには、DnsServers 要素に IP アドレスと参照名を指定します。 その後、 DnsServerRef 要素を使用して、DnsServers 要素から、仮想ネットワーク内のネットワーク サイトに使用する DNS サーバー エントリを指定できます。

重要

Azure リソースを使用する前に、Azure は現在、Azure Resource Manager デプロイ モデルとクラシック デプロイ モデルの 2 種類を備えていることを理解しておくことが重要です。 Azure リソースを使用する前に、必ず デプロイ モデルとツール について知識をつけておいてください。 この記事の上部にあるタブをクリックすると、さまざまなツールについてのドキュメントを参照できます。

この記事では、クラシック デプロイ モデルについて説明します。

ネットワーク構成ファイルは、次の要素を含むことができます。 各要素のタイトルは、要素値の設定に関する追加情報を提供するページにリンクされています。

重要

ネットワーク構成ファイルの構成方法について詳しくは、「 ネットワーク構成ファイルを使用した仮想ネットワークの構成」をご覧ください。 ネットワーク構成ファイルに含まれる各要素については、「 Azure 仮想ネットワークの構成スキーマ」をご覧ください。

Dns 要素

<Dns>
  <DnsServers>
    <DnsServer name="ID1" IPAddress="IPAddress1" />
    <DnsServer name="ID2" IPAddress="IPAddress2" />
    <DnsServer name="ID3" IPAddress="IPAddress3" />
  </DnsServers>
</Dns>

警告

DnsServer 要素の name 属性は、DnsServerRef 要素の参照としてのみ使用されます。 DNS サーバーのホスト名を表してはいません。 各 DnsServer 属性値は、Microsoft Azure サブスクリプション全体で一意にする必要があります。

VirtualNetworkSites 要素

<DnsServersRef>
  <DnsServerRef name="ID1" />
  <DnsServerRef name="ID2" />
  <DnsServerRef name="ID3" />
</DnsServersRef>

注意

VirtualNetworkSites 要素に対してこの設定を指定するには、その前に DNS 要素で定義されている必要があります。 VirtualNetworkSites 要素の DnsServerRef name で、DNS 要素で指定した DnsServer name の値が参照される必要があります。

次の手順