Windows Azure Pack 管理ポータルのユーザー インターフェイス拡張機能の概要

 

適用対象: Azure Pack Windows

管理者用の Windows Server 管理ポータル用の Windows Azure Pack とテナント用管理ポータルには、データの表示と操作の実行に使用できる拡張可能なユーザー インターフェイスがあります。 これは通常、アイテムの一覧の形式であり、各項目の詳細を表示するために "ドリルイン" できます。 削除や作成などの一連のコマンドを各リスト アイテムに適用できます。 Windows Azure Pack Developers Kit には、管理者拡張機能用のサンプル管理ポータルとテナント拡張機能用のサンプル管理ポータルを含むカスタム リソース プロバイダーのサンプル "Hello World" 実装が用意されています。 詳細については、「Windows Azure Pack Developer Kit サンプル」を参照してください。

警告

Azure Pack の将来のバージョンでは加えられた変更が上書きされるため、コア UX フレームワークに変更を加えるWindowsはお勧めしません。

拡張機能は、次のテクノロジを使用して記述されています。このテクノロジは、読者が使い慣れていると見なされます。

  • JavaScript (jQuery を含む)

  • HTML/CSS

  • XML

  • C#

  • ASP.NET

  • MVC パターン (具体的には MVC 4 ASP.NET)

  • Microsoft Visual Studio 2012

拡張機能の構造

各拡張機能には、クライアント側の部分 (JavaScript、HTML、CSS などを使用して記述) と、C# で ASP.NET MVC を使用して記述されたサーバー側パーツの 2 つの部分があります。

クライアント側はユーザーと対話し、データを表示し、コマンドを受信します。 サーバー側からデータを送受信します。 サーバー側では、クライアント側が Service Management API レイヤーを介して呼び出す一連の Rest API エンドポイントが公開されます。 このように、サーバー側は、クライアント側からバックエンド (Service Management API) までのチャネルとして機能します。 この "man-in-the-middle" は、Web サイト自体の元のドメイン (この場合は管理者の管理ポータルまたはテナントの管理ポータル) への AJAX 呼び出しのみを許可する最新の Web ブラウザーのセキュリティ モデルのために必要です。

Windows Azure Pack Architecture

参照

Azure Pack 管理ポータルのユーザー インターフェイス拡張機能のWindows