利害関係者としての作業
利害関係者アクセスを持っていれば、チームの誰でもプロジェクトの状態をチェックして、フィードバックを提供できます。 利害関係者はプロジェクトの優先度を追跡し、方向、機能のアイデア、ビジネス アライメントをチームに提供できます。
利害関係者は、次のことができます。
バックログで項目を参照、追加、および変更する
チームのホーム ページおよびポートフォリオ バックログを表示する
ストーリー、機能、バグ、フィードバック応答といった作業項目を表示、作成、変更する
クエリを表示、作成、および保存する
作業項目が変更されたときに、サインアップして警告を受け取る
最初のサインイン
ブラウザー ウィンドウを開き、Web ポータルの URL を入力します。
http:// ServerName:8080 /tfs/
たとえば、FabrikamPrime という名前のサーバーに接続するには、「http://FabrikamPrime:8080/tfs/」と入力します。
資格情報を入力してください。 サインインできない場合は、チームにメンバーとして参加し、利害関係者アクセスを取得する必要があります。
チーム プロジェクトに接続するには、[参照] を選択します。
プロジェクトが一覧に表示されない場合は、チームのプロジェクト管理者に連絡して、プロジェクトに追加してもらいます。
ホーム ページから、作業を追跡するバックログを開くことができます。 また、作業項目を作成して新しい作業を追跡できます。
ビューの中に、複数の作業項目の種類が表示されることがあります。
バックログのチェックまたは新しい作業の追加
バックログに、優先度順で作業が表示されます。
作業項目を表示または編集するには、作業項目を選択して [Enter] を選択します。
新しい項目を追加するには、項目の種類を選択して名前を指定します。 項目は、リストの最後に追加されます。
進行中の作業のチェック
チームの作業ステータスを表示するには、ボードを開きます。 開く項目または編集する項目を選択します。
割り当てられている作業、または他の作業項目のクエリの検索
[クエリ] ページを開いて、割り当てられている作業項目のリストを表示します。
または共有クエリ フォルダーに定義されているいずれかのクエリを開きます。
新しいクエリを作成したり、既存のクエリを編集したりして、それらのクエリをマイ クエリ フォルダーに保存できます。 詳細は、「クエリの編集」を参照してください。
バグを作成します
[新規作成] メニューに表示される種類の作業項目はどれでも作成できます。 表示される種類は、プロジェクトによって異なる可能性があります。
バグを開きます。
フォームに入力し、保存します。 黄色い背景のフィールドは、有効なデータを入力する必要があることを示します。
注意
タブに注意アイコンが表示されている場合は、検証規則に違反する値があることを示します。そのタブの情報を修正しないと、作業項目を保存することはできません。
既定の各作業項目の種類の詳細については、スクラム、アジャイル、または CMMI のトピックを参照してください。
Q & A
利害関係者アクセスに適したユーザーは誰ですか。
A: Visual Studio を使用していないプロジェクト マネージャーやその他の担当者も、利害関係者アクセスによってチームをサポートすることができます。 利害関係者アクセスは、TFS が配置された組織内で、クライアント アクセス ライセンス (CAL) を持たないメンバーをサポートします。 このビューでは、組織が Team Foundation Server のライセンス条項に準拠するように機能が制限されます。 詳細については、ホワイト ペーパー「Visual Studio と MSDN のライセンス」を参照してください。
制限付きアクセスは、作業項目専用ビュー (WIOV) とも呼ばれていました。
Q: 私がアクセス権を持っていないのはどの機能ですか。
A: これらの機能へのアクセスが必要な場合は、基本アクセス レベルまたは上級アクセス レベルのいずれかのグループに追加してもらう必要があります。
バックログ内の項目の優先度を変更する
新しいタグを作成して作業項目をグループ化する
共有クエリの作成、グラフの表示、およびホーム ページの変更
コード、ビルド、およびテスト ハブのすべての機能にアクセスする
チーム ルームに参加する (プロジェクトについてインタラクティブで詳細な会話を記録する)
メンバーシップ、アクセス許可、区分パスとイテレーション パス、およびライセンシングの管理をサポートする管理ページを表示する
これらの機能は、製品所有者、チーム リーダー、開発者、テスト担当者、およびプロジェクト管理者の日常作業をサポートします。
Visual Studio Online については、こちらでライセンスごとの機能の比較表を参照してください。
オンプレミスの TFS については、こちらでアクセス レベルの比較表を参照してください。
Q: 一部の機能が利用できなくなりました。どうしたのでしょうか。
A: Visual Studio Online に接続し、サブスクリプションの有効期限が切れると、ライセンスは利害関係者ライセンスに変更されます。 つまり、アクセスできる機能が少なくなります。 サブスクリプションを更新してから、アカウント所有者に問い合わせてライセンスを復元してください。
Q: コンテキストを他のプロジェクトまたはチームへどのように切り替えますか。
A: 他のチーム プロジェクトまたはチームの作業項目を表示または作成するには、そのプロジェクトに切り替えます。 目的の名前が一覧に表示されない場合は、[すべてを参照] を選択します。
Q: Team Explorer で作業項目を追加または編集できますか。
A: はい。ただし、Web ブラウザーを介して表示できるのは、バックログやボードのページなど、いくつかの機能に制限されます。
チーム エクスプローラーでは、利害関係者に対して有効でない機能が選択された場合は、アクセス権を持っていないことを示すエラーが表示されます。 チーム エクスプローラーを無料でダウンロードするには、こちらにアクセスしてください。
Q: 誰かが作業項目を変更したときに電子メールを受け取ることはできますか。
A: はい。項目の変更時に警告を作成できます。
Q: Microsoft Feedback Client によってフィードバックを送信できますか。
A: できます。 フィードバック応答の送信、表示、および変更ができます。
Q: API またはサービス フックを介して Visual Studio Online に接続されているサードパーティ ツールを使用することはできますか。
A: できます。作業項目の追跡をサポートしているツールのみ使用できます。