MessageQueue.EncryptionRequired プロパティ
キューが非プライベート (暗号化されていない) メッセージだけを受け入れるかどうかを示す値を取得または設定します。
Public Property EncryptionRequired As EncryptionRequired
[C#]
public EncryptionRequired EncryptionRequired {get; set;}
[C++]
public: __property EncryptionRequired get_EncryptionRequired();public: __property void set_EncryptionRequired(EncryptionRequired);
[JScript]
public function get EncryptionRequired() : EncryptionRequired;public function set EncryptionRequired(EncryptionRequired);
プロパティ値
EncryptionRequired 値の 1 つ。既定値は None です。
例外
例外の種類 | 条件 |
---|---|
MessageQueueException | メッセージ キューの API にアクセスしたときにエラーが発生しました。 |
解説
キューにメッセージを送信するときに暗号化が必要であることを指定すると、メッセージの本文だけが暗号化されます。その他のメンバ (Label プロパティや SenderId プロパティなど) の暗号化はできません。
このプロパティを設定すると、メッセージ キューのキューが変更されます。したがって、他の MessageQueue インスタンスが変更による影響を受けます。
メッセージを暗号化すると、そのメッセージはプライベートになります。 EncryptionRequired プロパティを適切に設定することによって、キューの暗号化要件を None 、 Body 、または Optional に指定できます。メッセージの UseEncryption 設定は、キューの暗号化要件に対応させる必要があります。メッセージが暗号化されず、キューが Body に指定されている場合、またはメッセージが暗号化されて、キューが None に指定されている場合、メッセージはキューで拒否されます。送信元アプリケーションがこのイベントで否定受信確認メッセージを要求している場合、メッセージ キューは送信元アプリケーションにメッセージの拒否を示します。 UseDeadLetterQueue プロパティが true の場合、暗号化できなかったメッセージは配信不能キューに送信されます。それ以外の場合、メッセージは失われます。
このプロパティが各種のワークグループ モードで使用できるかどうかを次の表に示します。
ワークグループ モード | 使用可否 |
---|---|
ローカル コンピュータ | はい |
ローカル コンピュータ + 直接書式名 | はい |
リモート コンピュータ | いいえ |
リモート コンピュータ + 直接書式名 | いいえ |
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
.NET Framework セキュリティ:
- 直前の呼び出し元の完全信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細の参照先 : 部分信頼コードからのライブラリの使用
参照
MessageQueue クラス | MessageQueue メンバ | System.Messaging 名前空間 | Acknowledgment | UseEncryption