InvalidOperationException クラス
オブジェクトの現在の状態に対して無効なメソッド呼び出しが行われた場合にスローされる例外。
この型のすべてのメンバの一覧については、InvalidOperationException メンバ を参照してください。
System.Object
System.Exception
System.SystemException
System.InvalidOperationException
System.Net.ProtocolViolationException
System.Net.WebException
System.ObjectDisposedException
<Serializable>
Public Class InvalidOperationException Inherits SystemException
[C#]
[Serializable]
public class InvalidOperationException : SystemException
[C++]
[Serializable]
public __gc class InvalidOperationException : public SystemException
[JScript]
public
Serializable
class InvalidOperationException extends SystemException
スレッドセーフ
この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。
解説
InvalidOperationException は、引数が無効であること以外の原因でメソッドの呼び出しが失敗した場合に使用されます。たとえば、次のメソッドによって InvalidOperationException がスローされます。
- MoveNext メソッドは、列挙子を作成した後でコレクションのオブジェクトが変更された場合に、この例外をスローします。
- GetString メソッドは、呼び出される前にリソース セットが閉じていた場合に、この例外をスローします。
引数が無効であることが原因でメソッドの呼び出しが失敗した場合は、代わりに ArgumentException をスローするか、その派生クラスである ArgumentNullException または ArgumentOutOfRangeException をスローする必要があります。
- MSIL (Microsoft Intermediate Language) の Ldflda 命令は、 InvalidOperationException をスローします。
InvalidOperationException は、値 0x80131509 を保持する HRESULT COR_E_INVALIDOPERATION を使用します。
InvalidOperationException のインスタンスの初期プロパティ値の一覧については、 InvalidOperationException コンストラクタのトピックを参照してください。
必要条件
名前空間: System
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET
アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)
参照
InvalidOperationException メンバ | System 名前空間 | Exception | IEnumerator | ResourceSet | 例外の処理とスロー