CodeAccessPermission.IsSubsetOf メソッド

派生クラスによって実装されるときに、現在のアクセス許可が、指定したアクセス許可のサブセットかどうかを判断します。

Public MustOverride Function IsSubsetOf( _
   ByVal target As IPermission _) As Boolean Implements IPermission.IsSubsetOf
[C#]
public abstract bool IsSubsetOf(IPermissiontarget);
[C++]
public: virtual bool IsSubsetOf(IPermission* target) = 0;
[JScript]
public abstract function IsSubsetOf(
   target : IPermission) : Boolean;

パラメータ

  • target
    サブセットの関係を調べる対象のアクセス許可。これは、現在のアクセス許可と同じ型であることが必要です。

戻り値

現在のアクセス許可が、指定したアクセス許可のサブセットである場合は true 。それ以外の場合は false

実装

IPermission.IsSubsetOf

例外

例外の種類 条件
ArgumentException target パラメータが null 参照 (Visual Basic では Nothing) ではなく、現在のアクセス許可と同じ型でもありません。

解説

現在のアクセス許可で指定される操作の集合が、指定したアクセス許可に完全に含まれる場合、現在のアクセス許可オブジェクトは指定したアクセス許可オブジェクトのサブセットです。たとえば、C:\example.txt へのアクセス権を表すアクセス許可は、C:\ へのアクセス権を表すアクセス許可のサブセットです。このメソッドが true を返す場合、現在のアクセス許可が保護されたリソースに対して表すアクセス権は、指定したアクセス許可が表すアクセス権と同じか、またはそのサブセットです。

継承時の注意: 派生クラスでこのメソッドを実装する必要があります。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, Common Language Infrastructure (CLI) Standard

参照

CodeAccessPermission クラス | CodeAccessPermission メンバ | System.Security 名前空間