StreamReader.DiscardBufferedData メソッド

StreamReader が、現在のデータを破棄できるようにします。

Public Sub DiscardBufferedData()
[C#]
public void DiscardBufferedData();
[C++]
public: void DiscardBufferedData();
[JScript]
public function DiscardBufferedData();

解説

DiscardBufferedData は、基になるストリーム内の既知の場所へのシークを行った後にその新しいポイントから読み込みを開始するか、 StreamReader の内容を複数回読み込むために使用します。このメソッドはパフォーマンスの低下を招く可能性があるため、頻繁に使用するのは控え、必要な場合だけ使用するようにしてください。

読み取り用のメソッドでは、基になるストリームの現在位置が更新されないため、クラスによっては、そのインスタンスはストリームに実際に存在する文字よりも多くの文字を返す場合があります。この問題を回避する手段の 1 つが、 DiscardBufferedData を使用して、 StreamReader の内部バッファの内容を破棄する方法です。

その他の一般的な I/O タスクまたは関連する I/O タスクの例を次の表に示します。

実行するタスク 参考例があるトピック
テキスト ファイルを作成する。 ファイルへのテキストの書き込み
テキスト ファイルに書き込む。 ファイルへのテキストの書き込み
テキスト ファイルから読み取る。 ファイルからのテキストの読み取り
テキストをファイルに追加する。 ログ ファイルのオープンと追加

File.AppendText

FileInfo.AppendText

ファイルのサイズを取得する。 FileInfo.Length
ファイルの属性を取得する。 File.GetAttributes
ファイルの属性を設定する。 File.SetAttributes
ファイルが存在するかどうかを判別する。 File.Exists
バイナリ ファイルから読み取る。 新しく作成したデータ ファイルの読み取りと書き込み
バイナリ ファイルに書き込む。 新しく作成したデータ ファイルの読み取りと書き込み

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET, Common Language Infrastructure (CLI) Standard

参照

StreamReader クラス | StreamReader メンバ | System.IO 名前空間 | 入出力操作 | ファイルからのテキストの読み取り | ファイルへのテキストの書き込み