ActiveXMessageFormatter クラス
MSMQ ActiveX コンポーネントと互換性があるフォーマットを使用して、メッセージ キュー メッセージの本文との間でプリミティブ データ型とほかのオブジェクトのシリアル化または逆シリアル化を行います。
この型のすべてのメンバの一覧については、ActiveXMessageFormatter メンバ を参照してください。
System.Object
System.Messaging.ActiveXMessageFormatter
Public Class ActiveXMessageFormatter
Implements IMessageFormatter, ICloneable
[C#]
public class ActiveXMessageFormatter : IMessageFormatter,
ICloneable
[C++]
public __gc class ActiveXMessageFormatter : public
IMessageFormatter, ICloneable
[JScript]
public class ActiveXMessageFormatter implements IMessageFormatter,
ICloneable
スレッドセーフ
この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。
解説
ActiveXMessageFormatter には、メッセージ キュー COM コンポーネントを使用して送信されたメッセージと互換性があり、MSMQ COM コントロールを使用するアプリケーションと相互運用性があります。
ActiveXMessageFormatter はほとんどのプリミティブのほか、IPersistStream OLE インターフェイスを実装しているオブジェクトもシリアル化できます。このフォーマッタは同じセットのプリミティブを逆シリアル化できますが、IPersistStream を実装している COM オブジェクト (たとえば Visual Basic 6.0 を使用して作成したオブジェクト) を逆シリアル化するときにはさらに操作が必要です。オブジェクトを逆シリアル化するには、まずそのオブジェクトを .NET Framework アプリケーションにインポートしてメモリに入れておく必要があります。
アプリケーションが MessageQueue クラスのインスタンスを使用してメッセージをキューに送信するときに、フォーマッタはオブジェクトをストリームにシリアル化し、メッセージ本文に挿入します。 MessageQueue を使用してキューから読み取るときは、フォーマッタがメッセージ データを Message の Body プロパティに逆シリアル化します。
ActiveX のシリアル化はコンパクトであるため、 ActiveXMessageFormatter と MSMQ COM コントロールを使用すると高速にシリアル化できます。
必要条件
名前空間: System.Messaging
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
アセンブリ: System.Messaging (System.Messaging.dll 内)