IComparer.Compare メソッド
2 つのオブジェクトを比較し、一方が他方より小さいか、等しいか、大きいかを示す値を返します。
Function Compare( _
ByVal x As Object, _ ByVal y As Object _) As Integer
[C#]
int Compare(
objectx,objecty);
[C++]
int Compare(
Object* x,Object* y);
[JScript]
function Compare(
x : Object,y : Object) : int;
パラメータ
- x
比較対象の第 1 オブジェクト。 - y
比較対象の第 2 オブジェクト。
戻り値
値 | 説明 |
---|---|
0 より小さい値 | x が y より小さい。 |
0 | x と y は等しい。 |
0 より大きい値 | x が y より大きい。 |
例外
例外の種類 | 条件 |
---|---|
ArgumentException | x と y が、いずれも IComparable インターフェイスを実装していません。
または x と y の型が異なっていて、両者を比較できません。 |
解説
いずれかのパラメータの CompareTo メソッドを使用する実装がよく使用されます。
null 参照 (Visual Basic では Nothing) を任意の型と比較できます。このような比較を行っても、 IComparable を使用した場合に例外が生成されることはありません。並べ替え処理では、 null 参照 (Nothing) は、他のすべてのオブジェクトより小さいと見なされます。
比較プロシージャは、その他の方法で指定されない限りは、現在のスレッドの Thread.CurrentCulture を使用します。文字列比較の結果は、カルチャに応じて異なる場合があります。カルチャ固有の比較の詳細については、 System.Globalization 名前空間のトピックおよび「 国際対応アプリケーションの開発 」を参照してください。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET, Common Language Infrastructure (CLI) Standard
参照
IComparer インターフェイス | IComparer メンバ | System.Collections 名前空間 | IComparable | Thread.CurrentCulture | System.Globalization.CompareInfo | System.Globalization.CultureInfo