<system.net> 要素

インターネット アプリケーションの設定を格納します。

<configuration>
   <system.net>

<system.net>
</system.net>

子要素

要素 説明
<authenticationModules> インターネット要求を認証するために使用するモジュールを指定します。
<connectionManagement> インターネット ホストへの接続の最大数を指定します。
<defaultProxy> インターネットへの HTTP 要求のために使用するプロキシ サーバーを指定します。
<webRequestModules> インターネット ホストからの情報を要求するために使用するモジュールを指定します。

解説

<system.net> 要素には、System.Net 名前空間内のクラスの設定が格納されます。この設定により、認証モジュール、接続管理、プロキシ サーバー、およびインターネット ホストから情報を受け取るためのインターネット要求モジュールが構成されます。

System.Net クラスで使用される既定の構成の例を次に示します。

<configuration>
   <system.net>
      <authenticationModules>
         <add type = "System.Net.DigestClient" />
         <add type = "System.Net.NegotiateClient" />
         <add type = "System.Net.KerberosClient" />
         <add type = "System.Net.NtlmClient" />
         <add type = "System.Net.BasicClient" />
      </authenticationModules>
      <connectionManagement>
         <add address = "*" maxconnection = "2" />
      </connectionManagement>
      <defaultProxy>
         <proxy
            usesystemdefault = "true"
            bypassonlocal = "true"
         />
      </defaultProxy>
      <webRequestModules>
         <add prefix = "http"
            type = "System.Net.HttpRequestCreator"
         />
         <add prefix = "https"
            type = "System.Net.HttpRequestCreator"
         />
         <add prefix = "file"
            type = "System.Net.FileWebRequestCreator"
         />
      </webRequestModules>
   </system.net>
</configuration>

構成ファイル

この要素は、アプリケーション構成ファイル、マシン構成ファイル (Machine.config)、および発行者ポリシー ファイルで使用できます。

参照

ネットワーク設定スキーマ