カスタム アクセス許可の要求
カスタムのコード アクセス許可で保護されているリソースにアクセスしようとするコードに対してセキュリティ チェックを行うには、そのカスタム コード アクセス許可に対するセキュリティ確認要求をコードに配置します。セキュリティ確認要求は強制的にも宣言的にも実行できます。いずれの場合もスタック ウォークが実行され、コール スタック内のすべての呼び出し元について、要求されているアクセス許可を持つかどうかがチェックされます。
コードが、保護されているリソースを公開する安全なシステム ライブラリを単に呼び出すだけの場合、そのようなライブラリはアクセス許可によって保護されているリソースを公開しているため、そのアクセス許可を要求する必要はありません。コードとそのすべての呼び出し元が必要なアクセス許可を持つことの要求は、ライブラリが行います。しかし、コードがシステム ライブラリを呼び出し、そのライブラリによって要求されるアクセス許可をアサートする (そのアクセス許可に関するセキュリティ チェックを効率的に成功させる) 場合には、そのコードで呼び出し元のアクセス許可を要求するか、またはセキュリティが損なわれないように対処する必要があります。
セキュリティ確認要求を実行するタイミングについては、「セキュリティ確認要求」を参照してください。