MessageQueue.BasePriority プロパティ
ネットワーク上でパブリック キューのメッセージを送信するためにメッセージ キューが使用する基本優先順位を取得または設定します。
Public Property BasePriority As Short
[C#]
public short BasePriority {get; set;}
[C++]
public: __property short get_BasePriority();public: __property void set_BasePriority(short);
[JScript]
public function get BasePriority() : Int16;public function set BasePriority(Int16);
プロパティ値
(パブリック) キューに送信されるすべてのメッセージに適用される単一の基本優先順位。既定値は 0 です。
例外
例外の種類 | 条件 |
---|---|
ArgumentException | 基本優先順位に無効な値が設定されています。 |
MessageQueueException | メッセージ キューの API にアクセスしたときにエラーが発生しました。 |
解説
メッセージ キューの基本優先順位は、そのキューに到達するまでにネットワークでメッセージを処理する方法を指定します。 BasePriority プロパティを設定すると、指定したキューに送信されるすべてのメッセージの優先順位を他のキューに送信されるメッセージよりも高くまたは低くできます。このプロパティを設定すると、メッセージ キューのキューが変更されます。したがって、他の MessageQueue インスタンスが変更による影響を受けます。
メッセージ キューの BasePriority は、メッセージの Priority プロパティとは関係ありません。このメッセージのプロパティは、着信メッセージをキューに配置する順序を指定します。
BasePriority は、書式名を使用して指定されたパスのパブリック キューにだけ適用されます。プライベート キューの基本優先順位は常に 0 です。
このプロパティが各種のワークグループ モードで使用できるかどうかを次の表に示します。
ワークグループ モード | 使用可否 |
---|---|
ローカル コンピュータ | はい |
ローカル コンピュータ + 直接書式名 | はい |
リモート コンピュータ | いいえ |
リモート コンピュータ + 直接書式名 | いいえ |
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
.NET Framework セキュリティ:
- 直前の呼び出し元の完全信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細の参照先 : 部分信頼コードからのライブラリの使用
参照
MessageQueue クラス | MessageQueue メンバ | System.Messaging 名前空間 | FormatName