SOAP サービス
COM+ SOAP サービスを使用すると、既存のコンポーネントを取得し、それを XML Web サービスとして発行できます。クライアントは引き続き以前のメソッドを使用してコンポーネントにアクセスできますが、Web サービス記述言語 (WSDL: Web Service Description Language) や SOAP を使用してコンポーネントにアクセスすることもできます。XML Web サービスおよび WSDL の詳細については、「XML Web サービスの概要」を参照してください。
SOAP の詳細については、「XML Web サービスのワイヤ形式」を参照してください。
マネージ コードで SoapVRoot プロパティを使用すると、COM+ SOAP サービスを通じてマネージ サービス コンポーネントを公開できます。SoapVRoot プロパティを設定することは、サービス コンポーネントを含む COM+ アプリケーションで SOAP サービスを有効にすることと同じです。SoapVRoot プロパティには、エンドポイントとして発行する仮想ルートの名前を含めます。仮想ルート名は、単純な文字列 (たとえば、"MyVRoot") であり、Web サーバー上に "http://MyServer/MyVRoot" として発行されます。値を指定しない場合、SoapVRoot プロパティは null に設定されます。SoapVRoot プロパティを "MyVRoot" に設定する方法を次の例で示します。
<ApplicationActivation(ActivationOption.Library, SoapVRoot := "MyVRoot")>
[C#]
[ApplicationActivation(ActivationOption.Library, SoapVRoot="MyVRoot")]