Control.GotFocus イベント
コントロールがフォーカスを受け取ると発生します。
Public Event GotFocus As EventHandler
[C#]
public event EventHandler GotFocus;
[C++]
public: __event EventHandler* GotFocus;
[JScript] JScript では、このクラスで定義されているイベントを処理できます。ただし、独自に定義することはできません。
イベント データ
イベント ハンドラが EventArgs 型の引数を受け取りました。
解説
キーボード (Tab、Shift+Tab など) を使用するか、 Select メソッドまたは SelectNextControl メソッドを呼び出すか、 ContainerControl.ActiveControl プロパティを現在のフォームに設定してフォーカスを変更するとき、次の順序でフォーカス イベントが発生します。
- Enter
- GotFocus
- Leave
- Validating
- Validated
- LostFocus
マウスを使用するか Focus メソッドを呼び出してフォーカスを変更するとき、フォーカス イベントは次の順序で発生します。
- Enter
- GotFocus
- LostFocus
- Leave
- Validating
- Validated
CausesValidation プロパティが false に設定されている場合、 Validating イベントおよび Validated イベントは発生しません。
メモ GotFocus イベントおよび LostFocus イベントは、WM_KILLFOCUS Windows メッセージおよび WM_SETFOCUS Windows メッセージに結び付けられた、低水準のフォーカス イベントです。一般的に、 GotFocus イベントおよび LostFocus イベントは、 UICues を更新するときにだけ使用されます。 Activated イベントおよび Deactivate イベントを使用する Form クラス以外のすべてのコントロールに対して、 Enter イベントおよび Leave イベントを使用する必要があります。 GotFocus イベントおよび LostFocus イベントの詳細については、MSDN ライブラリにある『Platform SDK』ドキュメントの「Keyboard Input Reference」で、 WM_SETFOCUS および WM_KILLFOCUS のトピックを参照してください。
注意 LostFocus イベント ハンドラの中からフォーカスを設定しないでください。フォーカスを設定すると、アプリケーションやオペレーティング システムが応答を停止することがあります。 LostFocus イベントの詳細については、MSDN ライブラリの『Platform SDK』ドキュメントの「Keyboard Input Reference」で WM_KILLFOCUS 、および「Messages and Message Queues」で Message Deadlocks を参照してください。
イベント処理の詳細については、「 イベントの利用 」を参照してください。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
参照
Control クラス | Control メンバ | System.Windows.Forms 名前空間 | OnGotFocus