MessageQueueAccessRights 列挙体

メッセージ キュー固有の操作のためのオブジェクト固有のアクセス権のセットを指定します。

この列挙体には、メンバ値をビットごとに演算するための FlagsAttribute 属性が含まれています。

<Flags>
<Serializable>
Public Enum MessageQueueAccessRights
[C#]
[Flags]
[Serializable]
public enum MessageQueueAccessRights
[C++]
[Flags]
[Serializable]
__value public enum MessageQueueAccessRights
[JScript]
public
   Flags
 Serializable
enum MessageQueueAccessRights

解説

MessageQueueAccessRights 列挙体を使用すると、メッセージの受信、ピーク、または書き込み、あるいはキュー プロパティの設定など、メッセージ キュー オブジェクト固有の権利を指定できます。この列挙体は、 GenericAccessRights 列挙体によって汎用性のある読み取り、書き込み、または実行の機能が割り当てられる 2 つの列挙体のうちの 1 つです。もう 1 つの列挙体である StandardAccessRights を使用すると、オブジェクトの削除やセキュリティ記述子の読み取りなど、ほとんどのオブジェクトに共通な権利を指定します。

メモ    StandardAccessRightsMessageQueueAccessRights は、両方ともキューを削除するためのメンバを提供します。どちらのフラグのセットを使用するかは、アプリケーションの必要に応じて決まります。

MessageQueueAccessRights 列挙体に関連付けられたアクセス権は、キュー プロパティ ウィンドウの [権限] ボックスに一覧が表示されます。

メンバ

メンバ名 説明
ChangeQueuePermissions キューのアクセス許可を変更する権利。 262144
DeleteJournalMessage ジャーナル キューからメッセージを削除する権利。 8
DeleteMessage キューからメッセージを削除する権利。 1
DeleteQueue キューを削除する権利。 65536
FullControl キューに対する完全な権利。列挙体のその他の権利すべての和集合。 983103
GenericRead GetQueuePropertiesGetQueuePermissionsReceiveMessage 、および ReceiveJournalMessage の組み合わせ。 131115
GenericWrite GetQueuePropertiesGetQueuePermissions 、および WriteMessage の組み合わせ。 131108
GetQueuePermissions キューのアクセス許可を読み取る権利。 131072
GetQueueProperties キューのプロパティを読み取る権利。 32
PeekMessage キューからメッセージをピークする権利。 2
ReceiveJournalMessage ジャーナル キューからメッセージを受信する権利。この権利には、ジャーナル キューのメッセージを削除する権利とピークする権利が含まれます。 10
ReceiveMessage キューからメッセージを受信する権利。この権利には、メッセージを削除する権利とピークする権利が含まれます。 3
SetQueueProperties キューのプロパティを変更する権利。 16
TakeQueueOwnership キューの所有権を取得する権利。 524288
WriteMessage キューにメッセージを送信する権利。 4

必要条件

名前空間: System.Messaging

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

アセンブリ: System.Messaging (System.Messaging.dll 内)

参照

System.Messaging 名前空間 | StandardAccessRights | GenericAccessRights | MessageQueue.SetPermissions