DataBinder クラス

Rapid Application Development (RAD) デザイナのサポートを提供し、データ バインド式の構文を生成および解析します。このクラスは継承できません。

名前空間: System.Web.UI
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)

構文

'宣言
Public NotInheritable Class DataBinder
'使用
Dim instance As DataBinder
public sealed class DataBinder
public ref class DataBinder sealed
public final class DataBinder
public final class DataBinder
適用できません。

解説

このクラスのオーバーロードされた Eval 静的メソッドは、ASP.NET Web ページのデータ バインディング構文で使用できます。これは、標準のデータ バインディングよりも使用しやすい構文です。ただし、DataBinder.Eval で自動型変換が行われるため、パフォーマンスが低下する可能性があります。

ASP.NET のデータ バインディング、式、および構文の詳細については、「データベースへのバインド」と「データ バインディング式の構文」を参照してください。

使用例

GetPropertyValue 静的メソッドを使用し、Product オブジェクトの ArrayList を使用して Repeater コントロールのフィールドに値を設定する例を次に示します。Eval メソッドは、同じ構文で使用できますが、実行速度は遅くなります。

この例では、文字列の Model プロパティと数値の UnitPrice プロパティを公開する カスタム クラスが存在することを前提としています。

.NET Framework のセキュリティ

継承階層

System.Object
  System.Web.UI.DataBinder

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basicでは共有) メンバはすべて,スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は,スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98,Windows Server 2000 SP4,Windows CE,Windows Millennium Edition,Windows Mobile for Pocket PC,Windows Mobile for Smartphone,Windows Server 2003,Windows XP Media Center Edition,Windows XP Professional x64 Edition,Windows XP SP2,Windows XP Starter Edition

Microsoft .NET Framework 3.0 は Windows Vista,Microsoft Windows XP SP2,および Windows Server 2003 SP1 でサポートされています。

バージョン情報

.NET Framework

サポート対象 : 3.0,2.0,1.1,1.0

参照

関連項目

DataBinder メンバ
System.Web.UI 名前空間
XPathBinder
IBindableTemplate

その他の技術情報

データ バインド式構文
ASP.NET でのデータ アクセス