ホスト データにバインドする UI アドインのサンプル

更新 : 2008 年 7 月

このサンプルでは、.NET Framework 3.5 アドイン モデルを使用して、WPF ホスト アプリケーションが次の処理をできるようにするアドイン パイプラインを作成する方法を示します。

  1. UI アドインをホストします。

  2. UI アドインの UI を、WPF ホスト アプリケーションによって提供されているデータにバインドします。

このサンプルには、3 つのアドインがあり、それぞれがメソッド呼び出しの結果として UI を WPF ホストに返します。メソッド呼び出しは、ホストが提供するデータ オブジェクトを引数として受け入れ、最終的に、アドイン UI がデータ オブジェクトにバインドされます。2 つのアドインは、バインドされたデータの読み取り専用の視覚エフェクトですが、1 つは編集可能な視覚エフェクトです。データ オブジェクトがホスト アプリケーションで更新されると、それに応じて UI を更新するために、プロパティ変更通知がアドイン パイプラインを通じてすべてのアドインに通信されます。同様に、データ オブジェクトが編集可能なアドイン UI によって更新されると、変更がホスト アプリケーションに通信され、他のアドイン UI がデータ オブジェクトにバインドします。最終的に、ホスト アプリケーションのデータとアドイン UI のデータが同期を保ちます。

このサンプルで示すプログラミング モデルの詳細については、「Windows Presentation Foundation のアドインの概要」を参照してください。

このサンプルでは、Windows Presentation Foundation の特定の機能を示します。そのため、アプリケーション開発のベスト プラクティスに従っていません。Windows Presentation Foundation (WPF) と Microsoft .NET Framework のアプリケーション開発ベスト プラクティスの包括的な説明については、適宜、次のトピックを参照してください。

ユーザー補助 - 「ユーザー補助のベスト プラクティス

セキュリティ - 「Windows Presentation Foundation のセキュリティ

ローカリゼーション - 「WPF のグローバリゼーションおよびローカリゼーションの概要

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サンプルのビルド

  • Windows ソフトウェア開発キット (SDK) をインストールして、そのビルド環境のコマンド ウィンドウを開きます。[スタート] メニューの [すべてのプログラム]、[Microsoft Windows SDK] の順にポイントし、[CMD シェル] をクリックします。

  • サンプルをハード ディスク ドライブにダウンロードします。通常は、ソフトウェア開発キット (SDK) のドキュメントからダウンロードします。

  • ビルド環境のコマンド ウィンドウからサンプルをビルドするには、サンプルのソース ディレクトリに移動します。コマンド プロンプトで「MSBUILD」と入力します。

  • Microsoft Visual Studio でサンプルをビルドするには、サンプル ソリューションかプロジェクト ファイルを読み込んで、Ctrl キーと Shift キーを押しながら B キーを押します。

サンプルの実行

  • コンパイルしたサンプルをビルド環境のコマンド ウィンドウから実行するには、サンプルのソース コード フォルダの下にある Bin\Debug または Bin\Release フォルダで .exe ファイルを実行します。

  • コンパイルしたサンプルを Visual Studio でデバッグしながら実行するには、F5 キーを押します。

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2008 年 7 月

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