Al.exe ツールのエラーと警告
更新 : 2007 年 11 月
Al.exe で発生するエラーの一覧を次の表に示します。
エラー |
説明 |
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al1001 |
内部コンパイル エラー エラーの発生原因が、予期しない構文を解析できなかったためかどうかを調べてください。その後、マイクロソフト プロダクト サポート サービスにお問い合わせください。 |
al1002 |
メモリが足りません メモリ不足により Al.exe が停止しました。使用できるメモリの容量を増やしてください。 |
al1003 |
コンパイラ オプション 'option' の後には引数が必要です。 コマンド ライン オプションに引数を渡す必要があります。たとえば、/algid: を指定した場合は、アルゴリズム識別子を渡す必要があります。 |
al1004 |
予期しない共通言語ランタイム初期化エラーです — '理由' メッセージに示された原因により、Visual Studio または共通言語ランタイムのインストールに関するエラーが発生しました。 |
al1005 |
ファイル 'file' のサイズが大きすぎて開けません Al.exe で開くファイルは、4 ギガバイト (GB) 未満であることが必要です。 |
al1006 |
応答ファイル 'file' は既に含まれています。 同じ応答ファイルが、コマンド ライン (@file) で複数回指定されました。応答ファイルを指定できるのは 1 回だけです。 |
al1007 |
応答ファイル 'file' を開いているときにエラーが発生しました -- '理由' メッセージに示された原因により、指定された応答ファイルを開くことができません。 |
al1008 |
'<オプション名>' コマンド ライン オプションに対するファイル指定がありません。 コマンド ライン オプションにファイルを渡す必要があります。たとえば、/out オプションを指定する場合は、ファイルを指定する必要があります。 |
al1009 |
'file' を書き込むために開くことができません。 出力アセンブリ ファイルなどのファイルに書き込みできませんでした。ディスクがいっぱいである、ファイルが読み取り専用である、ファイルに対するアクセス許可がないなどの理由が考えられます。 |
al1010 |
コマンドライン構文エラー: 'option' オプションの ':text' がありません。 コマンド ライン オプションに引数を渡す必要があります。たとえば、/title オプションを指定する場合は、文字列を渡す必要があります。 |
al1011 |
ファイル 'file' は実行可能ファイルです。テキスト ファイルとして開くことはできません。 テキスト ファイルを指定する必要があるところにバイナリ ファイルが指定されました。たとえば、コマンド ラインで応答ファイルとしてバイナリ ファイルが渡されると、このエラーが発生します。 |
al1012 |
'value' はオプション 'option' に対する有効な設定ではありません。 コマンド ライン オプションに予期しない値が渡されました。たとえば、/target オプションに無効な値を指定すると、このエラーが発生します。 |
al1013 |
認識できないコマンド ライン オプション : 'option' 指定されたコマンド ライン オプションが無効です。 |
al1014 |
予期しない初期化エラーです — '理由' COM を初期化できなかったことが検出されました。このエラーの原因としては、メモリ不足も考えられますが、システム DLL ファイルが原因であるケースが一般的です。この場合、オートメーションや COM に対応したプログラム (Microsoft Visual Studio など) を実行する場合にも類似のエラーが発生するはずです。 オペレーティング システムを再インストールしてください。 |
al1015 |
ファイル 'alinkui.dll' が見つかりません。 Al.exe では Alinkui.dll が必要です。このファイルがパス上にあるかどうかを確認してください。必要な場合は、製品 CD から Alinkui.dll をコピーしてください。 |
al1016 |
有効な入力ファイルが指定されませんでした。 アセンブリ情報を含んでいない 1 つ以上の入力ファイルを指定する必要があります。 |
al1017 |
ターゲット ファイル名が指定されませんでした。 ターゲット ファイル名の指定に必要な /out オプションが存在しませんでした。 |
al1018 |
必要なファイル 'file' を読み込めませんでした。 特定の DLL ファイルを読み込めません。Visual Studio または Windows Software Development Kit (SDK) を再インストールしてください。 |
al1019 |
アセンブリを作成中にメタデータが失敗しました — reason メッセージに示された原因により、アセンブリの生成が中断されました。たとえば、/win32res オプションで指定したファイルが見つからない場合に、このエラーが発生します。 |
al1020 |
含まれているアセンブリ 'file' を無視します。 指定した入力ファイルにアセンブリが含まれています。アセンブリを含むファイルを Al.exe 入力ファイルとして指定することはできません。 |
al1021 |
'設定' : 今までの設定をオーバーライドしています。 モジュールには、カスタム属性によって割り当てられた可能性のある特定の設定について値が指定されていましたが、Al.exe コマンド ライン オプションを使用して渡された値によって、この値がオーバーライドされました。 |
al1022 |
埋め込みリソース 'file' の読み込みエラーです — reason メッセージに示された原因により、/embedresource オプションに渡されたファイルを読み取ることができません。 |
al1023 |
リソース 'file' の埋め込みエラーです — reason メッセージに示された原因により、オペレーティング システムがアセンブリにリソース ファイルを埋め込めません。 |
al1025 |
ComType レコード 'record' は無効なファイル レコード 'record' を指しています。 入力モジュール内のメタデータが無効です。モジュールを作成したツールを修復する必要があります。 |
al1026 |
指定されたバージョン 'version' は無効です。 有効な形式については、/version オプションの説明を参照してください。 |
al1028 |
キー ファイル 'file' は署名に必要な秘密キーがありません。 公開キーだけを保持したキー ファイルが /keyfile オプションに渡されました。厳密名ツール (Sn.exe) で次のようなコマンドを使用して、公開キーと秘密キーの両方を含むファイルを生成してください。
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al1029 |
キーのコンテナ名 'container' は存在しません。 /keyname オプションに渡された値が有効なコンテナではありません。厳密名ツール (Sn.exe) を使用してコンテナを作成してください。 |
al1030 |
適切な暗号サービスが正しくインストールされていないか、適切なキー プロバイダがありません。 多くの場合は、オペレーティング システムを再インストールするか、キーの作成に使用した暗号ユーティリティをインストールする必要があります。 |
al1031 |
アイコン 'file' を読み込み中にエラーが発生しました— '理由' メッセージに示された原因により、/win32icon オプションに渡されたファイルを読み取ることができません。 |
al1032 |
'file' のリソースを生成中にエラーが発生しました — '理由' ディスク容量の不足またはその他のエラーが原因でファイルを作成できません。.ico ファイルを生成する /win32icon オプションを指定した場合や、リソース情報を持つファイルを生成する /win32res オプションを指定しなかった場合に、このエラーが発生します。 ファイル生成に関するこの問題を解決できない場合は、/win32res を使用してください。/win32res は、バージョン情報やビットマップ (icon) 情報含むファイルを指定します。 |
al1033 |
アセンブリ カスタム属性 'attribute' が異なる値で複数回指定されました。 Al.exe に対する入力ファイルとして指定されたソース モジュール内で、同じカスタム属性が 2 回使用されており、それぞれに異なる値が渡されています。 |
al1034 |
アセンブリ 'file' のコピーおよび名前の変更はできません。 入力ファイルの指定やコピーを実行できる Al.exe 構文を使用しているときに、名前の競合が発生し、コンパイラが停止しました。たとえば、input.dll,somename.dll /out:somename.dll と指定すると、このエラーが発生します。 |
al1035 |
ライブラリはエントリ ポイントを持てません。 /target:lib オプション (既定値) と /main オプションは同時には指定できません。 |
al1036 |
実行可能アプリケーションに必要なエントリ ポイントです。 /target:exe オプションまたは /target:win オプションを使用する場合は、/main オプションも指定する必要があります。 |
al1037 |
エントリ ポイント メソッド 'main' が見つかりません。 /main オプションで指定された位置に Main メソッドが見つかりません。 |
al1039 |
グローバル アセンブリ キャッシュ マネージャの初期化に失敗しました — reason Visual Studio または Windows SDK を再インストールしてください。 |
al1040 |
キャッシュにアセンブリをインストールできませんでした — reason キャッシュにインストールできるのは署名されたアセンブリだけです。詳細については、「グローバル アセンブリ キャッシュ」を参照してください。 |
al1041 |
'method' : 署名または表示が正しくないのでエントリ ポイントになれません。 /main オプションで指定されたメソッドが、静的メソッドでないか、int または void を返さないか、ジェネリックだったため、無効な引数を持っています。 |
al1042 |
'exe': EXE ファイルを追加するモジュールに指定することはできません。 アセンブリを含まない .exe ファイルが、Al.exe への入力ファイルとして指定されました。Al.exe で入力ファイルとして指定できるのは、アセンブリを含まない .dll ファイルだけです。 |
al1043 |
マニフェスト ファイル名 'name' をモジュール名と同じにすることはできません。 /out オプションで指定する名前は、Al.exe に対する入力ファイルとして指定されるファイルと同じ名前にすることはできません。 |
al1044 |
キー ファイル 'file' の読み込み中にエラーが発生しました -- '理由' /keyfile または AssemblyKeyFileAttribute で指定したファイルを開いているとき、または読み取っているときに、エラーが発生しました。 |
al1045 |
ファイル名 'file' が長すぎるか無効です。 260 文字より長いファイル名が Al.exe に渡されました。それよりも文字数の少ないファイル名または短いパスを選択するか、ファイルの名前を変更してください。 |
al1046 |
リソース識別子 'ID' はアセンブリで既に使用されています。 埋め込まれたまたはリンクされた 2 つのリソースの ID または名前 (2 番目の引数) が同じです。競合するリソースのうちのいずれか 1 つを削除するか、名前を変更してください。 |
al1047 |
ファイル 'file' のインポート中にエラーが発生しました — reason メッセージに示された原因により、モジュール ファイルを開くことができません。 |
al1048 |
アセンブリ 'assembly' のモジュール 'module' のインポート中にエラーが発生しました -- '理由' マルチファイル アセンブリの非マニフェスト ファイルを開いているときにエラーが発生しました。このエラーは、Al.exe によって直接は出力されませんが、プログラムによって、Al.exe を使用するプロセスに渡されます。 |
al1049 |
2000 年 1 月 1 日以前のビルドとリビジョン バージョン番号は自動生成できません。 コンピュータのシステム時計が 2000 年 1 月 1 日よりも前の日付に設定されています。 |
al1050 |
使用している機能 'old feature' は現在サポートされていません。'new feature' を代わりに使用してください。 Al.exe によって以前にサポートされていた機能がサポートされなくなっています。代わりとして推奨されている機能を使用してください。 |
al1051 |
'attribute' 属性を作成時にエラーが発生しました — '理由' メッセージに示された原因により、アセンブリのカスタム属性が処理されませんでした。 |
al1052 |
ファイル 'filename' はアセンブリではありません。 /template で指定したファイルには、アセンブリ メタデータが含まれている必要があります。このエラーは、/template で指定したファイルにアセンブリが含まれていないことを示します。 |
al1053 |
'option' に指定されたバージョン 'version' は正常な 'major.minor.build.revision' フォーマットではありません。 /fileversion または /productversion オプションで指定されたバージョン情報が不正であることが検出されました。 |
al1054 |
'option' に指定されたバージョン 'version' は正常な 'major.minor.build.revision' フォーマットではありません。 SatelliteContractVersionAttribute で指定されたバージョン情報が不正であることが検出されました。 |
al1055 |
参照されたアセンブリ 'filename' は厳密な名前を持っていません。 このエラーは、厳密な名前を持つアセンブリを作成するときに、厳密な名前を持たないアセンブリを参照した場合に発生します。これを解決するには、厳密な名前でアセンブリを再生成するか、sn.exe を使用してアセンブリに厳密な名前を追加する必要があります (sn.exe については、ドキュメントを参照してください)。 このエラーは、一般的には COM モジュールへの参照を Visual Studio IDE を介して C# プロジェクトに追加するときなど、ラッパー アセンブリを介して COM オブジェクトを使用しているときに発生します。このエラーを回避するために、プロジェクト プロパティ "Wrapper Assembly Key File/Name" で COM ラッパー アセンブリに対して厳密な名前のキー ファイルを指定できます。 tlbimp を介してラッパー アセンブリを作成する場合、厳密な名前をラッパー アセンブリに割り当てる方法については tlbimp ドキュメントを参照してください。 アセンブリが厳密な名前を持つ場合、そのアセンブリはグローバル アセンブリ キャッシュにインストールできます。したがって、参照されるアセンブリもグローバル アセンブリ キャッシュに格納する必要があります。グローバル アセンブリ キャッシュには、厳密な名前を持つアセンブしか格納できません。 |
al1056 |
参照されたアセンブリ 'filename' はローカライズされたサテライト アセンブリです。 AssemblyCultureAttribute 属性を使用して作成されたアセンブリが、現在のアセンブリの作成時に参照されました。AssemblyCultureAttribute 属性は、ファイルがローカライズされたサテライト アセンブリであることを示します。サテライト アセンブリを参照することは、適切ではありません。多くの場合、代わりにメインの親アセンブリを参照する必要があります。 |
al1057 |
実行可能ファイルはローカライズできません。カルチャは常に空でなければなりません。 アセンブリが /target:exe で作成されているのに、/culture が指定されています。.exe 内のアセンブリには、Culture フィールド内の情報を含むことができません。 |
al1058 |
'file' はアセンブリです。モジュールとして追加することはできません。 C++ のコンパイルで、/assemblymodule (リンカ オプション) がアセンブリを含むファイルに渡されました。 |
al1059 |
不明なエラー (code) Al.exe が不明なエラー コード (code) を受け取りました。 解決策として次の方法が挙げられます。
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al1060 |
ハッシュを作成中に暗号化に失敗しました — reason マルチファイルのアセンブリのファイル ハッシュを作成中にエラーが発生しました。 |
al1061 |
'reason' なのでオプション 'option' を設定できません。 メッセージに示された理由により、このオプションに指定された値は無効です。 |
al1062 |
モジュール 'module' が複数回指定されました。指定できるのは 1 回だけです。 この警告は、コマンド ラインで同じソース ファイル、入力ファイル、またはモジュール ファイルを複数回指定した場合に発生します。ファイル名は 1 回だけ指定してください。 |
al1063 |
パブリック型 'type' がこのアセンブリ内の複数の場所で定義されています: 'file1' および 'file2' アセンブリ内の複数のモジュールで、同じ型が見つかりました。それぞれの型では、1 つのバージョンのみがアセンブリに存在できます。 |
al1064 |
複数の /bugreport オプションを指定することはできません。 /bugreport オプションは 1 つしか定義できません。 |
al1065 |
ファイル名 'File Name' が長すぎるか無効です。 指定されたファイル名が許可される最大値を超えています。 |
al1066 |
文字 'character' は、コマンド ラインまたは応答ファイルに許可されていません コマンド ラインまたはファイル内に、無効な文字が見つかりました。 |
al1067 |
'filename' はテキスト ファイルではなく、バイナリ ファイルです。 ファイルはテキストではなく、バイナリ形式です。 |
al1068 |
モジュール 'ModuleName' はこのアセンブリ内で既に定義されています。リンクされた各リソースおよびモジュールには一意のファイル名を指定しなければなりません。 モジュールが、このアセンブリに複数回現れています。 |
al1069 |
同じ短いファイル名を使用している長いファイル名が既に存在するとき、短いファイル名 'filename' を作成することはできません。 現在のファイルには、既に存在するファイル名の短いバージョンの名前が付いています。たとえば、LongFileName.cs をコンパイルしてから LongFi~1.cs という名前で再コンパイルすると、これに似たコンパイラ エラーが発生します。名前が長いコンパイラ出力ファイルが削除されても、類似のリンカ ファイルが残っていると、このエラーが発生することがあります。 |
al1070 |
不明なアセンブリにプロセッサ固有モジュール 'Module Name' を指定することはできません。 /platform:agnostic を使用して (または、/platform を指定しないで) ビルドしている場合、/addmodule を使用して柔軟でないモジュールを追加しようとすると、エラーが発生します。これは、i386 obj ファイルから ia64 obj ファイルにリンクを試みているのに似ています。 柔軟でないモジュールの主なソースは C++ です。C++ モジュールで /addmodule を使用する場合、ビルド スクリプトを変更して適切な /platform 設定を指定する必要があります。 |
al1072 |
アセンブリおよびモジュール 'Module Name' は異なるプロセッサを対象にすることはできません 異なるプロセッサを対象とするアセンブリとモジュールをリンクすることはできません。結果は 1 つのプロセッサで実行する必要があります。 |
al1073 |
参照アセンブリ 'assembly' は異なるプロセッサを対象にしています。 異なるプロセッサを対象とする複数のアセンブリをリンクすることはできません。結果は 1 つのプロセッサで実行する必要があります。 |
al1074 |
'File Name' に格納されているモジュール名 'Module Name' は、そのファイル名と一致していなければなりません。 これは、リンカで必要とされる条件です。この問題を解決するには、2 つの名前が一致するようにします。 |
al1075 |
遅延署名が要求されましたが、キーが指定されませんでした。 アセンブリを遅延署名に設定すると、コンパイラは署名の計算も格納も行いませんが、後で署名を追加できるようにファイルに領域を確保します。 たとえば、/delaysign+ を指定すると、テスト時にはアセンブリをグローバル キャッシュに格納できます。テスト後に、アセンブリ リンカ ユーティリティを使用してアセンブリに秘密キーを追加することにより、そのアセンブリに完全署名できます。 |
al1076 |
型 'type' は複数アセンブリに転送されています: 'assembly' および 'assembly' 型は 1 つのアセンブリにのみ転送できます。 |
al1077 |
パブリック型 'type' は 'assembly' で定義され、'assembly' に転送されています。 生成するアセンブリに重複するパブリック型があります。1 つが有効な型定義で、その他は型フォワーダです。 |