FindUnderPath タスク

  • [アーティクル]

更新 : 2007 年 11 月

指定されたアイテム コレクションの中で、指定されたフォルダまたはそのフォルダの下へのパスが含まれているアイテムを判断します。

パラメータ

次の表は、FindUnderPath タスクのパラメータの説明です。

パラメータ

説明

Files

省略可能な ITaskItem[] 型のパラメータです。

Path パラメータで指定したパスと比較する必要のあるパスを含むファイルを指定します。

InPath

省略可能な ITaskItem[] 出力パラメータです。

指定したパスで見つかったアイテムが含まれます。

OutOfPath

省略可能な ITaskItem[] 出力パラメータです。

指定したパスで見つからなかったアイテムが含まれます。

Path

必須の ITaskItem 型のパラメータです。

参照として使用するフォルダ パスを指定します。

使用例

次の例では、FindUnderPath タスクを使用して、MyFiles アイテムに含まれているファイルが、SearchPath プロパティで指定されたパスの下に存在するパスを持つかどうかを判断しています。タスクが完了すると、FilesNotFoundInPath アイテムには File1.txt ファイルが含まれ、FilesFoundInPath アイテムには File2.txt ファイルが含まれています。

<Project xmlns="https://schemas.microsoft.com/developer/msbuild/2003">
    <ItemGroup>
        <MyFiles Include="C:\File1.txt" />
        <MyFiles Include="C:\Projects\MyProject\File2.txt" />
    </ItemGroup>

    <PropertyGroup>
        <SearchPath>C:\Projects\MyProject</SearchPath>
    </PropertyGroup>

    <Target Name="FindFiles">
        <FindUnderPath
            Files="@(MyFiles)"
            Path="$(SearchPath)">
            <Output
                TaskParameter="InPath"
                ItemName="FilesFoundInPath" />
            <Output
                TaskParameter="OutOfPath"
                ItemName="FilesNotFoundInPath" />
        </FindUnderPath>
    </Target>

</Project>

参照

概念

MSBuild タスク

その他の技術情報

MSBuild タスク リファレンス

MSBuild の概念