レプリケータのサンプル
この例では、ReplicatorActivity アクティビティの簡単な使用法を示します。ReplicatorActivity アクティビティは任意の数の同一子アクティビティを作成し、それを順番または並列に実行できます。
サンプルは、SampleReplicatorChildActivity という簡単なカスタム アクティビティを作成します。このアクティビティが持っているのは、Name プロパティと、Name の値をコンソールに出力する CodeHandler メソッドだけなので、レプリケータ固有のものはありません。ワークフローは、SampleReplicatorChildActivity を含む ReplicatorActivity アクティビティで構成されます。
ReplicatorActivity アクティビティを構成するために、InitialChildData property がワークフローの IEnumerable プロパティ (この場合は ChildData プロパティ) にバインドされます。さらに、ChildInitialized イベント用のハンドラが作成されます。このハンドラは、このコレクションの項目にあるデータを、初期化されている子の実際のインスタンスに渡します。ここでは、ReplicatorChildActivity インスタンスの Name プロパティにコレクションの文字列値が設定されます。
サンプルを実行すると、ReplicatorChildActivity の 2 つのインスタンスが作成され、実行されます。これによって、次のコンソール出力が表示されます。
サンプルをビルドするには
このトピックの [サンプルのダウンロード] をクリックしてサンプルをダウンロードします。
ローカル コンピュータのハード ディスクにサンプル プロジェクトがダウンロードされます。
[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[Microsoft Windows SDK] をポイントし、[CMD シェル] をクリックします****。
サンプルのソース ディレクトリに移動します。
コマンド プロンプトで、「MSBUILD <ソリューション ファイル名>」と入力します。
サンプルを実行するには
- SDK コマンド プロンプト ウィンドウで、SimpleReplicator\bin\debug フォルダ (このサンプルの VB のバージョンでは、SimpleReplicator\bin フォルダ) にある .exe ファイルを実行します (このサンプルでは、メイン フォルダの下にあります)。
関連項目
参照
ReplicatorActivity
Initialized
その他の技術情報
Using the Replicator Activity
アクティビティのサンプル
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