XamlName の文法

更新 : 2007 年 11 月

XAML 仕様

XAML では、型とプロパティに使用される正式なシンボリック識別子のセットを識別するために、文法 XamlName が定義されています。

XamlName 型の文字列値は、次の文法に準拠している必要があります。

XamlName ::= NameStartChar (NameChar)*

NameStartChar ::= LetterCharacter | '_'

NameChar ::= NameStartChar | DecimalDigit | CombiningCharacter

LetterCharacter ::= UnicodeLu | UnicodeLl | UnicodeLo | UnicodeLt | UnicodeNl

DecimalDigit ::= UnicodeNd

CombiningCharacter ::= UnicodeMn | UnicodeMc

ここでは、Unicode 文字データベースで定義されている次の一般的なカテゴリ値を想定しています。

省略形

説明

Lu

文字、大文字

Ll

文字、小文字

Lt

文字、単語の先頭が大文字

Lm

文字、修飾子

Lo

文字、その他

Mn

マーク、スペースなし

Mc

マーク、スペースを含む

Nd

数字、10 進

Nl

数字、文字

XAML では、プロパティとイベントで修飾される参照、およびアタッチされたメンバで使用される、第 2 の文法 DottedXamlName が定義されています。詳細については、「DependencyProperty」および「XAML の概要」を参照してください。

DottedXamlName 型の文字列値は、次の文法に準拠している必要があります。

DottedXamlName ::= XamlName '.' XamlName

参照

概念

XAML の概要