方法 : システム パラメータ キーを使用する

更新 : 2007 年 11 月

システム リソースは、システム設定との一貫性のあるビジュアルを作成できるようにするために、数多くのシステム メトリックをリソースとして公開します。SystemParameters は、システム パラメータ値とその値にバインドされるリソース キー (たとえば FullPrimaryScreenHeightFullPrimaryScreenHeightKey) の両方を含むクラスです。システム パラメータ メトリックは、静的なリソースとしても、動的なリソースとしても使用できます。アプリケーションの実行中にパラメータ メトリックを自動的に更新する場合は、動的リソースを使用します。それ以外の場合は、静的リソースを使用します。

ms749019.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

動的リソースのプロパティ名には、キーワード Key が追加されています。

システム パラメータ動的リソースにアクセスして、ボタンのスタイルの設定やボタンのカスタマイズに使用する方法を次の例に示します。この XAML の例では、ボタンの幅と高さに SystemParameters の値を割り当ててボタンのサイズを設定します。

使用例

<Style x:Key="SimpleParam" TargetType="{x:Type Button}">
    <Setter Property = "Height" Value= "{DynamicResource {x:Static SystemParameters.CaptionHeightKey}}"/>
    <Setter Property = "Width" Value= "{DynamicResource {x:Static SystemParameters.IconGridWidthKey}}"/>
</Style>

参照

処理手順

方法 : システム ブラシで領域を塗りつぶす

方法 : SystemFonts を使用する

方法 : SystemParameters を使用する