XmlWriter による XML の書き方
XmlWriter クラスは、前方参照専用、書き込み専用、非キャッシュで XML ストリームを生成する手段を提供する抽象基本クラスです。このクラスを使って、W3C 勧告『Extensible Markup Language (XML) 1.0 (Fourth Edition))』および『Namespaces in XML 1.0 (Third Edition)』に準拠した XML ドキュメントを作成できます。
XmlWriter を使用すると、次の処理が可能です。
文字が有効な XML 文字かどうか、要素名と属性名が有効な XML 名かどうかを確認します。
XML ドキュメントが整形式かどうかを確認します。
バイナリ バイトを Base64 または BinHex としてエンコードし、エンコード後のテキストを書き出します。
文字列ではなく、共通言語ランタイム型を使って値を渡します。そうすれば、手動で値の変換を実行しなくても済みます。
複数のドキュメントを 1 つの出力ストリームに書き込みます。
有効な名前、修飾された名前、および名前トークンを書き込みます。
このセクションの内容
XmlWriter クラスの新機能
XmlWriter クラスの変更点について説明します。XmlWriter の使用
XmlWriter オブジェクトを作成する方法、特定の型を持つデータを書き込む方法、その他の一般的な XmlWriter の使用法を説明します。
関連項目
- XML ドキュメントと XML データ
.NET Framework で XML ドキュメントおよびデータを処理するための、統合された包括的な一連のクラスについて概説します。