マネージ イベントとアンマネージ イベント
.NET Framework のイベント モデルは、従来の COM のイベント モデルとは異なります。 マネージ イベントは、デリゲートに基づいているのに対し、アンマネージ イベント (COM のイベント) は、コネクション ポイントに基づいてます。 クライアント (イベントの受信側) とサーバー (イベントの送信元) は同時に実行される必要があるので、どちらのモデルも密結合イベント システムです。
このセクションでは、マネージ COM イベント システムとアンマネージ COM イベント システムの橋渡しをして、オブジェクトが相互運用の境界にまたがってイベントを送信/受信できるようにする方法を説明します。 固有のイベント構文については、使用しているプログラミング言語のドキュメントを参照してください。
.NET Framework は、Win32 イベントと対話する方法をネイティブに備えていません。 Win32 イベントと対話するには、プラットフォーム呼び出しを使用して、Win32 API からネイティブ Win32 イベント関数を呼び出します。 プラットフォーム呼び出しの詳細については、「アンマネージ DLL 関数の処理」を参照してください。
このセクションの内容
COM イベント
コネクション ポイント イベント システムの高度な概要を説明します。方法 : COM ソースによって発生したイベントを処理する
COM サーバーが発生させたイベントを処理する方法を説明します。方法 : COM シンクによって処理されるイベントを発生させる
COM クライアントによって処理されるイベントを発生させる方法を説明します。
関連項目
イベントの処理と発生
.NET Framework のイベント モデルについて概説します。Loosely Coupled Events
.NET Framework から COM+ 疎結合イベント モデルを使用する方法について説明します。