アセンブリを使用したプログラミング

アセンブリは .NET Framework のビルド ブロックであり、配置、バージョン管理、再利用、アクティブ化のスコープの指定、およびセキュリティ アクセス許可の基本単位となります。 共通言語ランタイムは、型の実装に関して必要な情報をアセンブリから取得します。 アセンブリは、相互に連携して 1 つの論理的な機能単位を形成するように構築された型やリソースの集合です。 共通言語ランタイムにとって、型はアセンブリのコンテキストの外部には存在しません。

このセクションでは、モジュールの作成、モジュールからのアセンブリの作成、キー ペアの作成、厳密な名前でのアセンブリへの署名、およびグローバル アセンブリ キャッシュへのアセンブリのインストールについて説明します。 また、このセクションでは、MSIL 逆アセンブラー (Ildasm.exe) を使用したアセンブリ マニフェスト情報の表示方法についても説明します。

メモメモ

.NET Framework Version 2.0 以降では、現在読み込まれているランタイムよりもバージョン番号が新しい .NET Framework のバージョンでコンパイルされたアセンブリを、ランタイムが読み込まないようになりました。これに該当するのは、バージョン番号のメジャー部分とマイナー部分を組み合わせた番号です。

このセクションの内容

参照

  • Assembly
    アセンブリを表す .NET Framework クラス。

関連項目