School .edmx ファイルの生成 (Entity Framework クイック スタート)

  • [アーティクル]

このタスクでは、Entity Data Model ウィザードを使用して、概念モデル、ストレージ モデル、およびマッピングの情報を含む .edmx ファイルを生成する方法について説明します。 このファイルは、School 概念モデルおよびデータベースについて、1:1 のエンティティとテーブルのマッピングを定義します。 School 概念モデルは、Entity Framework の概要ドキュメントの全体にわたって使用されています。

ADO.NET Entity Data Model アイテム テンプレートを追加するには

  1. ソリューション エクスプローラーで CourseManager プロジェクトを右クリックし、[追加] をポイントして、[新しい項目] をクリックします。

  2. [テンプレート] ペインの [ADO.NET Entity Data Model] を選択します。

  3. モデル名として「School.edmx」と入力し、[追加] をクリックします。

    Entity Data Model ウィザードの先頭ページが表示されます。

.edmx ファイルを生成するには

  1. [モデルのコンテンツの選択] ダイアログ ボックスで [データベースから生成] をクリックします。 その後、[次へ] をクリックします。

  2. [新しい接続] をクリックします。

  3. [データ ソースの選択] ダイアログ ボックスでデータ ソースを選択し、[続行] をクリックします。

  4. [接続のプロパティ] ダイアログ ボックスで、サーバー名を入力し、認証方式を選択します。データベース名として「School」と入力し、[OK] をクリックします。

    指定したデータベース接続の設定に従って [データ接続の選択] ダイアログ ボックスが更新されます。

  5. [エンティティ接続設定に名前を付けて App.Config に保存] チェック ボックスがオンになっていて、値が SchoolEntities に設定されていることを確認します。 その後、[次へ] をクリックします。

    [データベース オブジェクトの選択] ダイアログ ボックスが表示されます。

  6. すべてのテーブルとストアド プロシージャを選択し、[モデル名前空間] の値が SchoolModel であることを確認します。

    Bb399739.note(ja-jp,VS.100).gif注 :
    School モデルのストアド プロシージャは、「Entity Data Model Tools Scenarios」の多くのトピックで必要です。これらのチュートリアルでは、このクイック スタートで作成した CourseManager アプリケーションと School モデルを使用します。

  7. [生成されたオブジェクトの名前を複数化または単数化する] および [モデルに外部キー列を含める] が選択されていることを確認します。

    ウィザードは、次のアクションを実行します。

    • System.Data.Entity、System.Runtime.Serialization、および System.Security の各アセンブリへの参照を追加します。

    • 概念モデル、ストレージ モデル、およびこれらのモデル間のマッピングを定義する School.edmx ファイルを生成します。

    • 概念モデルに基づいて生成されたクラスを含むオブジェクトレイヤー コード ファイルを作成します。 オブジェクトレイヤー コードを確認するには、ソリューション エクスプローラーで .edmx ファイル ノードを展開します。

    Bb399739.note(ja-jp,VS.100).gif注 :
    Visual Basic プロジェクトのソース コードを確認するには、ソリューション エクスプローラーの [すべてのファイルの表示] をクリックする必要があります。

    • App.Config ファイルを作成します。

ADO.NET Entity Data Model デザイナーで .edmx ファイルを表示するには

  1. ソリューション エクスプローラーで、School.edmx ファイルをダブルクリックします。

    次の図に示すように、ADO.NET Entity Data Model デザイナー ウィンドウに School モデルが表示されます。

School モデル ダイアグラム

次の手順

ここでは、CourseManager プロジェクトの School モデルの概念、ストレージ、およびマッピングの内容を生成しました。 次は、School モデルのエンティティとアソシエーションを表す CLR オブジェクトに対するクエリを作成し、そのクエリの結果をコントロールにバインドします。

エンティティとアソシエーションのクエリ

参照

概念

モデルとマッピングの生成
概念モデルからストレージ モデルへのマッピング

その他のリソース

ADO.NET Entity Data Model Designer
ADO.NET Entity Data Model Designer Tasks
ADO.NET Entity Data Model Designer Scenarios
.edmx File Overview