Union 要素のバインディング サポート
このトピックの対象は、レガシ テクノロジに特定されています。XML Web サービスと XML Web サービス クライアントは以下を使用して作成してください。 Windows Communication Foundation.
.NET Framework では、<union> 要素のバインディングはサポートされていません。
Xsd.exe では、処理対象に共用体によって定義された単純型が存在する場合、この <simpleType> 定義は無視され、代わりに組み込みの string データ型が使用されます。
説明
XML スキーマ定義言語では、1 つ以上の単純型の共用体つまりメンバー型として、単純型を定義できます。この型のインスタンスは、このメンバー型の 1 つに有効に準拠できます。
Xsd.exe ユーティリティでは、処理対象に共用体によって定義された単純型が存在する場合、この <simpleType> 定義は無視され、代わりに組み込みの string データ型が使用されます。したがって、XML ドキュメントを Xsd.exe によって生成された型に逆シリアル化する場合、XmlSerializer クラスでは、共用体をインスタンス化するために設定されている Xsi:type 属性のバインディング サポート 属性が無視され、共用体は文字列型に逆シリアル化されます。
| 使用可能な属性 | バインディング サポート |
|---|---|
id |
Xsd.exe ユーティリティでは、一意な識別子を提供するための id 属性は無視されます。 |
memberTypes |
Xsd.exe では、含まれている他の <union> 要素同様、memberTypes 値が無視されます。単純型が定義されている場所には、代わりに、文字列型が生成されます。 |
使用可能な親要素 : <simpleType>
使用可能な子要素 : <annotation>、<simpleType>