方法: 複合型プロパティをエンティティに追加する (Entity Data Model ツール)

このトピックの手順では、ADO.NET Entity Data Model デザイナー (エンティティ デザイナー) を使用してエンティティに複合型プロパティを追加する方法を説明します。 複合型の使用方法については、「Complex Type Objects (Entity Framework)」を参照してください。

次の手順は、エンティティ デザイナーで .edmx ファイルが開いていることを前提としています。

エンティティへの既存の複合型の追加

エンティティに既存の複合型を追加するには

1. エンティティを右クリックし、[追加] をポイントして、[複合プロパティ] をクリックします。

   既定の名前を持つ複合型プロパティがエンティティに追加されます。 既存の複合型から選択した既定の型がプロパティに割り当てられます。

2. [プロパティ] ウィンドウでプロパティに型を割り当てます。

   注 :
   複合型プロパティをエンティティに追加した後、そのプロパティをテーブル列にマップする必要があります。詳細については、「方法: 複合型プロパティをテーブルの列にマップする (Entity Data Model ツール)」を参照してください。

複合型への既存のプロパティのリファクタリング

既存のプロパティを複合型にリファクタリングするには

• エンティティ デザイナー画面で、エンティティのプロパティを 1 つ以上選択し (ナビゲーション プロパティを除く)、右クリックして [新しい複合型へのリファクター] をクリックします。

  選択したプロパティの新しい複合型がモデル ブラウザーに追加されます。 複合型には既定の名前が付きます。 複合型の名前の変更については、「方法: 複合型を作成および変更する (Entity Data Model ツール)」を参照してください。

  新しく作成した型の複合プロパティが、選択したプロパティと置き換わります。 プロパティのマッピングはすべて保持されます。

参照

処理手順

方法: 複合型を作成および変更する (Entity Data Model ツール)
方法: 関数インポートを複合型にマップする (Entity Data Model ツール)
方法: 複合型プロパティをテーブルの列にマップする (Entity Data Model ツール)

その他のリソース

Entity Data Model ツールを使用したモデリング タスク