FunctionIDMapper2 関数

関数の特定の識別子が、FunctionEnter3FunctionLeave3、および FunctionTailcall3、またはその関数の FunctionEnter3WithInfoFunctionLeave3WithInfo、および FunctionTailcall3WithInfo の各コールバックで使用される代替 ID に再割り当てされることをプロファイラーに通知します。 また FunctionIDMapper2 により、プロファイラーはその関数のコールバックを受信するかどうかを示すことができます。

UINT_PTR __stdcall FunctionIDMapper2 (
    [in]  FunctionID  funcId,
    [in]  void * clientData,
    [out] BOOL       *pbHookFunction
);

パラメーター

  • funcId
    [入力] 再割り当てされる関数識別子。

  • clientData
    [入力] ランタイム間のあいまいさを解消するために使用されるデータへのポインター。

  • pbHookFunction
    [出力] プロファイラーが FunctionEnter3FunctionLeave3、および FunctionTailcall3、または FunctionEnter3WithInfoFunctionLeave3WithInfo および FunctionTailcall3WithInfo の各コールバックを受信する場合は true に設定される値へのポインター。それ以外の場合、この値は false に設定されます。

戻り値

プロファイラーは、実行エンジンが代替関数識別子として使用する値を返します。 pbHookFunction で false を返さない限り、戻り値を null にすることはできません。 これ以外の状況で戻り値を null にすると、プロセスの中止など、予測できない結果が発生します。

解説

このメソッドは、クライアント データを渡すために使用される追加のパラメーターで FunctionIDMapper 関数 関数を拡張します。 クライアント データを使用すると、ランタイム間のあいまいさが解消されます。

必要条件

プラットフォーム : 「.NET Framework システム要件」を参照

ヘッダー: CorProf.idl

ライブラリ: CorGuids.lib

.NET Framework のバージョン: 4

参照

参照

ICorProfilerInfo::SetFunctionIDMapper

ICorProfilerInfo3::SetFunctionIDMapper2

FunctionEnter3

FunctionLeave3

FunctionTailcall3

FunctionEnter3WithInfo

FunctionLeave3WithInfo

FunctionTailcall3WithInfo

その他の技術情報

グローバル静的関数のプロファイル