ICorProfilerFunctionEnum インターフェイス

[アーティクル]
08/09/2011

共通言語ランタイムの関数のコレクションを順番に反復処理するメソッドを提供します。

メソッド

メソッド	説明
ICorProfilerFunctionEnum::Clone メソッド	この ICorProfilerFunctionEnum インターフェイスのコピーへのインターフェイスポインターを取得します。
ICorProfilerFunctionEnum::GetCount メソッド	アプリケーションによって読み込まれたか、またはプロファイラーによって強制的に読み込まれた関数の数を取得します。
ICorProfilerFunctionEnum::Next メソッド	関数のシーケンシャルコレクションから、列挙子の現在の位置以降にある指定した数の隣接する関数を取得します。
ICorProfilerFunctionEnum::Reset メソッド	列挙子のカーソルをシーケンスの開始位置に移動します。
ICorProfilerFunctionEnum::Skip メソッド	指定した数の要素がスキップされるように、この列挙子のカーソルを現在の位置から進めます。

解説

ICorProfilerFunctionEnum インターフェイスは列挙子です。このインターフェイスにより、配列の受信側は、受信側に適した速度で送信側から要素をプルできます。つまり、受信側は配列要素のフローを明示的に制御できるため、大きな配列をメソッドパラメーターとして渡す場合に関連する問題を回避できます。

ICorProfilerFunctionEnum は、既に JIT コンパイルされた関数を列挙しますが、この中に Ngen.exe で生成されたネイティブイメージから読み込まれた関数は含まれません。