CustomDiscoveryMetadata
このサンプルでは、サービスによって公開される探索可能なエンドポイントの探索メタデータにカスタム XML メタデータを挿入する方法を説明します。次に、クライアントがサービスを検索してこのカスタム データを抽出する方法を示します。このサンプルは、2 つのプロジェクト (サービスとクライアント) で構成されます。
サービス
サンプルの main
メソッドでは、XElement 型のオブジェクトに必要なフィールドが設定され、このオブジェクトが EndpointDiscoveryBehavior に追加されます。この EndpointDiscoveryBehavior が特定のエンドポイントに追加されます。この特定のエンドポイントが探索されると、ここで追加されたカスタム データが探索メタデータに格納されます。
クライアント
サンプルでは、DiscoveryClient で Find メソッドが呼び出されます。次に、生成された FindResponse に対して適切かつ必要な XML 要素が照会されます。その後、これらの要素がコンソールに出力されます。
このサンプルを使用するには
Visual Studio 2010 でプロジェクト ソリューションを読み込み、プロジェクトをビルドします。
まず、[ソリューションの基本ディレクトリ]\service\bin\debug に生成されたサービス アプリケーションを実行します。次に、[ソリューションの基本ディレクトリ]\Client\bin\debug に生成されたクライアント アプリケーションを実行します。
サービスがオンラインになると、クライアントはサービスを検索し、エンドポイントで公開されているメタデータを出力します。
注 : |
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サンプルは、既にコンピューターにインストールされている場合があります。続行する前に、次の (既定の) ディレクトリを確認してください。
<InstallDrive>:\WF_WCF_Samples
このディレクトリが存在しない場合は、「.NET Framework 4 向けの Windows Communication Foundation (WCF) および Windows Workflow Foundation (WF) のサンプル」にアクセスして、Windows Communication Foundation (WCF) および WF のサンプルをすべてダウンロードしてください。このサンプルは、次のディレクトリに格納されます。
<InstallDrive>:\WF_WCF_Samples\WCF\Extensibility\DiscoveryExtensibility\CustomDiscoveryMetadata
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