dllMainReturnsFalse MDA
dllMainReturnsFalse マネージ デバッグ アシスタント (MDA: Managed Debugging Assistant) は、ユーザー アセンブリのマネージ DllMain 関数が DLL_PROCESS_ATTACH という理由で呼び出され、FALSE を返した場合にアクティブ化されます。
症状
DllMain 関数が FALSE を返し、適切に実行されなかったことを示します。 通常、DllMain 関数には重要な初期化コードが含まれているため、これにより非決定性の問題が生じることがあります。
原因
読み込み時にDLL 初期化で、DllMain 関数が理由 DLL_PROCESS_ATTACH で呼び出されました。 FALSE が返された場合、DLL 初期化に失敗したことを表します。
解決策
失敗した DLL の DllMain 関数のコードを分析し、初期化エラーの原因を特定します。
ランタイムへの影響
この MDA は、CLR への影響はありません。 DllMain の戻り値に関するデータを報告するだけです。
出力
理由 DLL_PROCESS_ATTACH で呼び出された DllMain 関数が FALSE を返したことを示すメッセージです。 この MDA は、DllMain がマネージ コードで実装されている場合だけ、アクティブ化されます。
構成
<mdaConfig>
<assistants>
<dllMainReturnsFalse />
</assistants>
</mdaConfig>