<ipv6> 要素 (ネットワーク設定)

Dns クラスにある旧形式のメンバーで Internet Protocol Version 6 (IPv6) に対応できるようにします。

<ipv6
  enabled="true|false"
/ipv6>

属性および要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

属性

説明

enabled

Dns クラスのメンバーが Internet Protocol Version 6 (IPv6) のアドレスを返すかどうかを指定します。 既定値は false です。

子要素

なし。

親要素

要素

説明

<settings>

System.Net 名前空間の基本的なネットワーク オプションを構成します。

解説

この設定を行うと、Dns クラスの BeginGetHostByNameBeginResolveEndGetHostByNameEndResolveGetHostByAddressGetHostByName、および Resolve の旧形式のメンバーで、IPv6 のサポートが有効になります。 System.Net 名前空間の他のメンバーでは、オペレーティング システムで IPv6 が有効であれば、IPv6 形式のアドレスを返すことができます。

構成ファイル

この要素は、アプリケーション構成ファイルまたはマシン構成ファイル (Machine.config) で使用できます。

使用例

Dns クラスの IPv6 サポートを有効にするコード例を次に示します。

<configuration>
  <system.net>
    <settings>
      <ipv6 enabled="true"/>
    </settings>
  </system.net>
</configuration>

参照

参照

ネットワーク設定スキーマ

System.Net

System.Net.Dns

Socket.OSSupportsIPv6