移行のガイドライン

このトピックの内容は、Windows Workflow Foundation 4 に該当します。

.NET Framework 4 では、Windows Workflow Foundation (WF) の 2 番目のメジャー バージョンがリリースされています。WF は .NET Framework 3.0 でリリースされ (System.Workflow.* という名前空間の型を含んでおり、現在は WF3 と呼ばれている)、.NET Framework 3.5 で強化されています。WF3 は .NET Framework 4 にも含まれていますが、新しいワークフロー テクノロジ (System.Activities.* という名前空間の型であり、WF4 と呼ばれている) と共存しています。WF4 の導入時期を検討する場合は、最初にそのタイミングの管理を認識することが重要です。

  • WF3 は .NET Framework 4 で完全にサポートされています。

  • WF3 のアプリケーションは、変更しなくても .NET Framework 4 で実行され、引き続き完全にサポートされます。

  • 新しい WF3 アプリケーションを作成することもできます。また、既存のアプリケーションを Visual Studio 2010 で編集することも可能で、そのアプリケーションも完全にサポートされます。

そのため、.NET Framework 4 を導入するかどうかの決定は、WF3 (System.Workflow.*) から WF4 (System.Activities.*) に移行するかどうかの決定とは切り離して考えます。このトピックでは、WF の移行のガイドラインへのリンクを提供し、WF3 および WF4 での作業に関する情報を提供します。

WF の移行に関するホワイト ペーパーとクックブック

WF の移行の概要」のトピックでは、WF3 と WF4 との関係と移行方法の概要について幅広く説明します。関連トピックでは、特定のトピックを掘り下げて説明します。現時点では、次のトピックを参照できます。その他のトピックも作成中で、.NET Framework 4 の RTM の前にリリースされる予定です。これらのドキュメントの最新バージョンは、「WF4 への移行のガイドライン」のトピックで参照できます。

  • WF の移行の概要
    WF3 と WF4 の関係、および .NET 4 のワークフロー テクノロジのユーザーまたは潜在的なユーザーとして使用できる選択肢について説明します。
  • WF のガイダンス: 規則
    .NET Framework 4 のソリューションに規則関連の投資を促進する方法について説明します。

参照

リファレンス

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