方法: 関数インポートを編集する (Entity Data Model ツール)

このトピックでは、ADO.NET Entity Data Model デザイナー (エンティティデザイナー) を使用して関数インポートを編集する方法について説明します。関数インポートの作成については、「方法: ストアドプロシージャをインポートする (Entity Data Model ツール)」を参照してください。

注 :
エンティティ型の挿入、更新、および削除操作をストアドプロシージャにマップできます。詳細については、「方法: 変更関数をストアドプロシージャにマップする (Entity Data Model ツール)」を参照してください。

以下の手順で、関数インポートを編集する方法を説明します。この手順では、エンティティデザイナーで .edmx ファイルが開いており、関数インポートを追加済みであることを前提としています。

関数インポートを編集するには

モデルブラウザーで、[関数インポート] フォルダー内の関数インポート[モデルブラウザー] ウィンドウ (Entity Data Model デザイナー)をダブルクリックします。

[関数インポートの編集] ダイアログボックスが表示されます。

関数インポートの設定を編集します。

関数インポートのマップ先となるストアドプロシージャは、[ストアドプロシージャ名] フィールドで変更できます。このフィールドは、ストレージモデル内のすべてのストアドプロシージャが表示されるドロップダウンリストです。目的のストアドプロシージャが表示されないときは、ストレージモデルの更新が必要な場合があります。詳細については、「方法: データベースの変更時に .edmx ファイルを更新する (Entity Data Model ツール)」を参照してください。
関数インポートの名前は [関数インポート名] フィールドで変更できます。
戻り値の型は、[なし]、[スカラー]、[複合]、または [エンティティ] のいずれかをクリックして変更し、ドロップダウンリストから特定の戻り値の型を選択します。 [複合] を選択した場合は、エンティティデザイナーで、ストアドプロシージャから返された列に対応するプロパティを持つ新しい複合型を作成できます。

[複合] ボックスの一覧で、複合型の名前を編集します。

[OK] をクリックすると、新しい複合型が概念モデルに追加され、関数インポートの戻り値の型がこの新しい型に設定されます。

注 :
関数インポートが既に複合型を返し、ストレージモデル内の対応するストアドプロシージャの定義を変更した場合は、[更新] をクリックすると、返された複合型を自動的に更新できます。

注 :
アプリケーションの対象が .NET Framework 3.5 SP1 である場合、複合型は関数インポートの戻り値の型としてサポートされていません。

[OK] をクリックします。

概念モデルの FunctionImport エントリが更新されます。詳細については、「FunctionImport Element (CSDL)」を参照してください。