Send によるチャネル キャッシュ

このトピックの内容は、Windows Workflow Foundation 4 に該当します。

SendMessageChannelCache を使用すると、ユーザーは Send および SendParametersContent アクティビティでさまざまなレベルのチャネル キャッシュを利用できます。既定では、インスタンス レベルのキャッシュが有効になっています。このサンプルでは、次の機能を示します。

  1. アプリケーション ドメイン間での SendMessageChannelCache の共有。

  2. チャネル キャッシュの無効化。

  3. WorkflowServiceHost 内のワークフロー インスタンス間での SendMessageChannelCache の共有。

使用例

SendMessageChannelCache 拡張、SendReceiveReceiveContent、および SendReply アクティビティ。

サンプルを設定、ビルド、および実行するには

  1. Visual Studio 2010 でプロジェクト ソリューションを読み込み、プロジェクトをビルドします。

  2. \EchoWorkflowService\bin\debug に生成された EchoWorkflowService アプリケーションを実行します。

  3. \EchoWorkflowClient\bin\debug に生成された EchoWorkflowClient アプリケーションを実行します。

  4. クライアントは、サービスで Echo 操作を呼び出し、結果を出力します。結果が出力されたら、Enter キーを押してクライアントを終了し、サービスを終了します。

Ee834525.Important(ja-jp,VS.100).gif 注 :
サンプルは、既にコンピューターにインストールされている場合があります。続行する前に、次の (既定の) ディレクトリを確認してください。

<InstallDrive>:\WF_WCF_Samples

このディレクトリが存在しない場合は、「.NET Framework 4 向けの Windows Communication Foundation (WCF) および Windows Workflow Foundation (WF) のサンプル」にアクセスして、Windows Communication Foundation (WCF) および WF のサンプルをすべてダウンロードしてください。このサンプルは、次のディレクトリに格納されます。

<InstallDrive>:\WF_WCF_Samples\WF\Basic\Services\ChannelCache