XML スキーマ (XSD) 制約の DataSet 制約への割り当て

XML スキーマ定義言語 (XSD) を使用すると、定義する要素と属性で制約を指定できます。 XML スキーマを DataSet のリレーショナル スキーマに割り当てると、XML スキーマの制約が DataSet 内のテーブルと列の適切なリレーショナル制約に割り当てられます。

このセクションでは、次の XML スキーマの制約の割り当てについて説明します。

  • unique 要素を使用して指定される UNIQUE 制約

  • key 要素を使用して指定されるキー制約

  • keyref 要素を使用して指定されるキー参照制約

要素または属性に対して制約を指定することにより、同じスキーマに基づくあらゆるドキュメントで、その要素の値について特定の制限を適用できます。 たとえば、スキーマにある Customer 要素の CustomerID 子要素のキー制約は、CustomerID 子要素の値がすべてのドキュメントのインスタンスで一意であり、null 値が許可されないことを示します。

さらに、ドキュメント内のリレーションシップを確立するために、ドキュメント内の要素および属性間に制約を指定することもできます。 ドキュメント内で制約を指定するためにスキーマ内で key 制約または keyref 制約を使用すると、ドキュメントの要素と属性間にリレーションシップを持つことになります。

割り当て処理は、これらのスキーマ制約を DataSet 内に作成されたテーブルでの適切な制約に変換します。

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