共通言語ランタイムの ETW イベント

共通言語ランタイム (CLR: Common Language Runtime) は、さまざまなデバッグ イベントやプロファイリング イベントを通じて、有用な Windows イベント トレーシング (ETW: Event Tracing for Windows) 診断情報を提供します。 CLR ETW イベントは、Windows の ETW トレース システムを活用して、共通言語ランタイムの既存のプロファイリングとデバッグのサポートを補足します。

ETW の詳細については、MSDN の「ETW によりデバッグおよびパフォーマンス調整を改善する」という記事を参照してください。 Xperf については、NTDebugging ブログの「Windows Performance Toolkit - Xperf (Windows Performance Toolkit - Xperf)」というエントリを参照してください。

その他の CLR ETW ツールは、公開されしだい、CodePlex の Web サイトで提供される予定です。

イベントに関するトピックで説明するすべてのイベントには、.NET Framework Version 4 以降が必要です。サポートされるオペレーティング システムは、クライアントは Windows Vista 以上、サーバーは Windows Server 2008 以上です。

このセクションの内容

  • .NET Framework のログ記録の制御
    ETW イベントをキャプチャして表示するためのツールとコマンドについて説明します。

  • CLR ETW プロバイダー
    ランタイム プロバイダーとランダウン プロバイダーに関する情報を提供し、ETW データ コレクションでこれらのプロバイダーを使用する方法について説明します。

  • CLR ETW キーワードおよびレベル
    イベントのフィルター処理を可能にするランタイム プロバイダーとランダウン プロバイダーのキーワードを、カテゴリ別に説明します。

  • CLR ETW イベント
    CLR ETW イベント、キーワード、レベル、およびイベント データについて、詳しく説明します。

参照

その他の技術情報

.NET Framework の ETW イベント