<defaultFtpCachePolicy> 要素 (ネットワーク設定)

FTP キャッシュがアクティブであるかどうかを指定し、既定のキャッシュ ポリシーを記述します。

< defaultFtpCachePolicy
  policyLevel="BypassCache|Default|CacheOnly|CacheIfAvailable|Revalidate|Reload|NoCacheNoStore|Revalidate"
/>

属性および要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

属性

説明

policyLevel

FTP キャッシュ ポリシーを指定します。 既定値は Default です。

policyLevel 属性

説明

Default

キャッシュされているリソースが最新であり、content length が正しく、expiration 属性、modification 属性、および content length 属性が指定されている場合、キャッシュされているリソースを返します。

BypassCache

サーバーからリソースを返します。

CacheOnly

content length が指定されており、エントリのサイズに一致する場合、キャッシュされているリソースを返します。

CacheIfAvailable

content length が指定されており、エントリのサイズに一致する場合には、キャッシュされているリソースを返します。その他の場合には、対象のリソースをサーバーからダウンロードした上で、呼び出し元に返します。

Revalidate

キャッシュされているリソースのタイムスタンプが、サーバー上のリソースのタイムスタンプと等しい場合には、キャッシュされているリソースを返します。その他の場合には、対象のリソースをサーバーからダウンロードし、キャッシュに格納し、呼び出し元に返します。

Reload

サーバーからリソースをダウンロードしてキャッシュに格納し、そのリソースを呼び出し元に返します。

NoCacheNoStore

キャッシュされたリソースが存在する場合は削除されます。 サーバーからリソースをダウンロードし、呼び出し元に返します。

Revalidate

タイムスタンプがサーバーのリソースのタイムスタンプと同じ場合は、キャッシュされたリソースのコピーを使用して要求に応じます。それ以外の場合は、リソースがサーバーからダウンロードされ、呼び出し元に提示され、キャッシュに格納されます。

子要素

なし。

親要素

要素

説明

<requestCaching>

ネットワーク要求のキャッシュ機構を制御します。

解説

<defaultFtpCachePolicy> 要素では、FTP キャッシュがアクティブであるかどうかを指定し、既定のキャッシュ ポリシーを記述します。 これは、省略可能な要素です。

使用例

次のコード例は、NoCacheNoStore の FTP キャッシュ ポリシーを指定する方法を示しています。

<configuration>
  <system.net>
    <requestCaching>
      <defaultFtpCachePolicy
        Level="NoCacheNoStore">
      </defaultFtpCachePolicy>
    </requestCaching>
  </system.net>
</configuration>

参照

参照

ネットワーク設定スキーマ

System.Net.Cache

WebRequest

RequestCacheLevel