ICLRDebugManager::SetConnectionTasks メソッド
ICLRTask インスタンスの一覧を、識別子および表示名に関連付けます。
HRESULT SetConnectionTasks (
[in] CONNID id,
[in] DWORD dwCount,
[in, size_is(dwCount)] ICLRTask **ppCLRTask
);
パラメーター
id
[入力] 配列 ppCLRTask を関連付ける接続のホスト固有の ID。dwCount
[入力] ppCLRTask のメンバーの数。 このパラメーターにはゼロより大きい数を指定します。ppCLRTask
[入力] id で識別される接続に関連付ける ICLRTask ポインターの配列。 この配列は、少なくとも 1 つのメンバーを含んでいる必要があります。
戻り値
HRESULT |
説明 |
---|---|
S_OK |
SetConnectionTasks が正常に終了しました。 |
HOST_E_CLRNOTAVAILABLE |
共通言語ランタイム (CLR: Common Language Runtime) がプロセスに読み込まれていません。または CLR がマネージ コードを実行できない状態か、呼び出しを正常に処理できない状態にあります。 |
HOST_E_TIMEOUT |
呼び出しがタイムアウトしました。 |
HOST_E_NOT_OWNER |
呼び出し元がロックを所有していません。 |
HOST_E_ABANDONED |
ブロックされたスレッドまたはファイバーが待機しているイベントがキャンセルされました。 |
E_FAIL |
未知の重大エラーが発生しました。 メソッドから E_FAIL が返された後は、プロセス内で CLR を使用することはできません。 ホスト メソッドへの後続の呼び出しは、HOST_E_CLRNOTAVAILABLE を返します。 |
E_INVALIDARG |
この値の id を使用して、BeginConnection が呼び出されていません。または、dwCount または id がゼロか、ppCLRTask のいずれかの要素が null です。 |
解説
ICLRDebugManager には、タスク一覧に ID および表示名を関連付けるための 3 つのメソッド、BeginConnection、SetConnectionTasks、および EndConnection が用意されています。
重要 |
---|
この 3 つのメソッドは、タスク セットごとに特定の順序で呼び出される必要があります。最初に BeginConnection が呼び出され、新しい接続を確立します。次に SetConnectionTasks が呼び出され、確立した接続に関連付けるタスク セットを指定します。最後に EndConnection が呼び出され、タスク一覧と識別子および表示名の関連付けを削除します。ただし、異なる接続への呼び出しを入れ子にできます。 |
必要条件
プラットフォーム: 「.NET Framework システム要件」を参照
ヘッダー : MSCorEE.h
ライブラリ: MSCorEE.dll にリソースとして格納されていること
.NET Framework のバージョン: 4、3.5 SP1、3.5、3.0 SP1、3.0、2.0 SP1、2.0
参照
参照
ICLRDebugManager::BeginConnection メソッド