.NET Framework リモート処理でのジェネリック型の使用

このトピックの対象は、既存のアプリケーションとの下位互換性のために残されているレガシ テクノロジに特定されています。新規の開発には、このトピックを適用しないでください。分散アプリケーションは、現在は Windows Communication Foundation (WCF) を使用して開発する必要があります。

.NET リモート処理では、バイナリ シリアル化を使用する分散アプリケーションでのジェネリック型の使用がサポートされています (ジェネリック型の SOAP シリアル化はサポートされていません)。適切なシリアル化サポートの要件に従うジェネリック型については、「.NET Framework リモート処理での自動逆シリアル化」を参照してください。

ジェネリック インターフェイスの実装の例については、「ジェネリックのリモート処理の技術サンプル」を参照してください。

構成ファイルでジェネリック型を指定する場合、型パラメーターを示すときに 2 対の角かっこ ("[]") を使用して、入れ子になったすべての型の引数を示す必要があります。この説明に関する詳しい例については、「構成ファイルによるリモート処理でジェネリックを使用する方法」を参照してください。

ジェネリック リモート型の指定

次のコード例では、構成ファイルでジェネリック リモート型を指定する方法を示します。

<service>
  <wellknown mode="Singleton" type="GenericServer`1[[System.String,mscorlib]], GenericServer" objectUri="genSvr.rem" />
</service> 

参照

概念

.NET Framework リモート処理での自動逆シリアル化