列挙体への値の追加

以下のガイドラインでは、ライブラリの互換性に影響する変更点となる可能性のある操作について説明します。 以前に提供済みの列挙体に値を追加した場合、既存のアプリケーション コードの信頼性が低下し、新しい値を適切に処理できなくなることがあります。

互換性に関する小さなリスクがあっても、列挙体に値を追加することを検討します。

このガイドラインは、複数バージョンのライブラリを提供する予定がある場合に該当します。 既存の列挙体に値を追加することによるコードの破壊を最小限に抑えるために、完全な値のセットを返す新しいメンバーを実装することにより、ObsoleteAttribute 属性を使用して元の値のセットを返す既存のメンバーにマークを付けることができます。 互換性に影響する変更点が許容できない場合は、新しい列挙体およびその列挙体と連携して動作する関連メンバーを定義し、既存のメンバーと列挙体を互換性のために残されているものとしてマークします。

Portions Copyright 2005 Microsoft Corporation. All rights reserved.

Portions Copyright Addison-Wesley Corporation. All rights reserved.

設計ガイドラインの詳細についてを参照してください、「フレームワークの設計ガイドライン。規則、慣用句、および再利用可能なパターン。ネット ライブラリ」本クシシュトフ Cwalina、ブラッド エイブラムス、アスキー、2005 年発表しました。

参照

概念

列挙体のデザイン

フラグ列挙体のデザイン

その他の技術情報

型のデザインのガイドライン

クラス ライブラリ開発のデザイン ガイドライン