ICorDebugThread2::GetActiveFunctions メソッド

このスレッドの各フレームでアクティブな関数の情報を取得します。

HRESULT GetActiveFunctions (
    [in]   ULONG32             cFunctions,
    [out]  ULONG32             *pcFunctions,
    [in, out, size_is(cFunctions), length_is(*pcFunctions)]
        COR_ACTIVE_FUNCTION    pFunctions[]
);

パラメーター

  • cFunctions
    [入力] pFunctions 配列のサイズ。

  • pcFunctions
    [出力] pFunctions 配列で返されるオブジェクトの数へのポインター。 返されるオブジェクトの数は、スタック上のマネージ フレームの数と一致します。

  • pFunctions
    [入力、出力] COR_ACTIVE_FUNCTION オブジェクトの配列。それぞれに、このスレッドのフレームでアクティブな関数についての情報が格納されます。

    最初の要素はリーフ フレームに使用され、そこからスタックのルートへと戻ります。

解説

pFunctions が入力時に null の場合は、GetActiveFunctions はスタック上にある関数の数だけを返します。 つまり、入力で pFunctions が null の場合、GetActiveFunctions は pcFunctions でのみ値を返します。

GetActiveFunctions メソッドは、スタック トレース内のフレームから同じ情報を取得する処理に対して最適化されており、フル スタック トレースでは ICorDebugILFrame オブジェクトを保持するフレームだけを含みます。

必要条件

プラットフォーム: 「.NET Framework システム要件」を参照

ヘッダー: CorDebug.idl、CorDebug.h

ライブラリ: CorGuids.lib

.NET Framework のバージョン: 4、3.5 SP1、3.5、3.0 SP1、3.0、2.0 SP1、2.0

参照

参照

ICorDebugThread2 インターフェイス

ICorDebugThread インターフェイス