IMetaDataImport::FindField メソッド

指定した名前とメタデータ シグネチャを持ち、指定した Type で囲まれたフィールドの FieldDef トークンへのポインターを取得します。

HRESULT FindField (
   [in]  mdTypeDef         td,
   [in]  LPCWSTR           szName,
   [in]  PCCOR_SIGNATURE   pvSigBlob,
   [in]  ULONG             cbSigBlob,
   [out] mdFieldDef        *pmb
);

パラメーター

  • td
    [入力] 検索するフィールドを囲むクラスまたはインターフェイスの TypeDef トークン。 この値が mdTokenNil の場合、グローバル変数に対して検索が実行されます。

  • szName
    [入力] 検索するフィールドの名前。

  • pvSigBlob
    [入力] フィールドのバイナリ メタデータ シグネチャへのポインター。

  • cbSigBlob
    [入力] pvSigBlob のサイズ (バイト単位)。

  • pmb
    [出力] 一致する FieldDef トークンへのポインター。

解説

フィールドを囲むクラスまたはインターフェイス (td)、フィールド名 (szName)、および必要に応じてフィールドのシグネチャ (pvSigBlob) を使用してフィールドを指定します。

シグネチャは特定のスコープにバインドされるため、FindField に渡されるシグネチャは現在のスコープ内で生成されている必要があります。 シグネチャは、囲むクラスまたは値型を識別するトークンを埋め込むことができます。 トークンは、ローカルの TypeDef テーブルへのインデックスです。 現在のスコープのコンテキストの外側でランタイム シグネチャを作成し、そのシグネチャを FindField への入力として使用することはできません。

FindField は、クラスまたはインターフェイスで直接定義されたフィールドのみを検索し、継承されたフィールドは検索しません。

必要条件

プラットフォーム : 「.NET Framework システム要件」を参照

ヘッダー : Cor.h

ライブラリ : MsCorEE.dll にリソースとして収録

.NET Framework のバージョン : 4、3.5 SP1、3.5、3.0 SP1、3.0、2.0 SP1、2.0、1.1、1.0

参照

参照

IMetaDataImport インターフェイス

IMetaDataImport2 インターフェイス